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マレーシアフィルハーモニー管弦楽団
(Malaysian Philharmonic Orchestra)について |
鈴木: |
オーケストラの構成はどのようになっているのですか? |
菊池: |
メンバーは105人で、日本人は8名です。全部で約22カ国からきたメンバーで構成されています。打楽器奏者は全部で4人です。その中で私はティンパニーと打楽器を両方担当しています。 |
鈴木: |
指揮者はどういう方ですか? |
菊池: |
シーズンの約半分は主席指揮者といって、私たちのオーケストラ選任の指揮者が指導するのですが、あとは客演指揮者といって、いろんな国から招いています。 |
鈴木: |
そうすると、指揮者は必ずしも英語を話すとは限らないですよね? |
菊池: |
そうですね。ヨーロッパの人もいますが、韓国の方もいます。英語が片言でも全く気にしません。多少間違っていても気にせずどんどん話します。その人の音楽のアイデアが、コミュニケーションできればいいわけです。 |
鈴木: |
もちろんプロでいらっしゃるから、まず音楽ですよね。音楽でつながっているんですね。とても楽しい空間ですね。そうやっているから、英語もどんどん上手になっていくのでしょう。 |