イベントレポート

主催・参加したセミナーやイベント等のレポート

第46回「第3回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告


国際交流促進部

日時:2015年7月4日(土) 14:00~16:30
場所:ホテル新大阪 東口 ステーションビル701
内容:第3回TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座

去る7月の土曜日、TOEFLアライアンスと共催で過去2回行ってきたTOEFL iBTテスト指導者向けセミナーの3回目を開催し、前回に引き続き40名弱の先生方にご参加いただきました。

第45回 「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナーin横浜&神戸」

今回は講師に東海大学 長沼君主先生をお招きし、近年ヨーロッパで広く取り入れられているCLIL(Content and Language Integrated Learning :クリル)と呼ばれる教育方法についてお話いただきました。最近日本でもようやく認知されてきた感もあるCLILは、理科や社会といった教科を英語を使って学ぶ事で、教科知識と言語能力の向上を図り、同時に発問の繰り返しを通じて生徒の思考力やコミュニケーション力強化を狙います。そこでCLILの一般的な考え方やTOEFL iBTテストとの関連性、そして教科書を用いた発問シナリオ例やCan‐Do解説書などから高校現場での取組みについてお話いただきつつ、発問作成のワークショップを行っていただきました。

まず前半部分では、他教科は思考力や判断力の割合が強い一方で英語の指導はパフォーマンス重視であるため、よりグローバル化に対応した英語教育を強化すべきである事、そしてCLILにおける「内容への興味付け」を行う事の必要性を説かれ、その方法として生徒の「やりたい感」を如何に引き出すか、「動機付け」を如何に促すかは大切で、例えば教科書の抜けている部分を掘り下げて質問する(生徒の探究心育成に繋がる)内容の具体例も紹介されました。
その他にも発問の仕方を段階的に行う(前提条件や事実から徐々に中心となる命題に対する質問へ進めるなど)、リプロダクションを利用した情報構造の理解⇒オーガナイザー(図示)を利用した理解⇒サマリー作成⇒アウトプットに繋げるというテクニック等の説明がありました。このようなインプットを基にした段階的アウトプット活動を行う事でTOEFL® テストにも対応できる英語力に繋がっていくとの事でした。

その後、5分の休憩を挟んで「Can-Do/Task Sheet」を利用したワークショップとなり、4名1グループで配布されたテキスト『Connections to Thinking in English』のChapter1の中から自由に素材を探し、cannotとcanについて段階を付けて列挙していただくグループワークを行っていただきました。

第45回 「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナーin横浜&神戸」

今回のアンケートからは「貴重な情報満載だった」「普段の授業に役立てられるヒントがあった」「どのように授業を組み立てれば良いかわかった…」等、満足いただけた先生も多くいらっしゃいました。また、「Can-Do」や評価、Rubricや先生のご専門の「動機付け」についてもっと聞きたかったという声も複数あり、CLILの説明に至るまでの内容が参考になった先生もいらっしゃいました。今後はこのようなご意見にもお応えできるようなセミナーを計画していきたいと思います。

TOEFLアライアンスの活動に関しては、下記Webサイトでご確認ください。
TOEFLアライアンスの活動>>

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