イベントレポート

主催・参加したセミナーやイベント等のレポート

第80回 「2018年TOEFLアライアンス総会」開催報告


国際交流促進部

2018年度TOEFLアライアンス総会が大阪にて開催されました。8度目となる今回は、「Logical thinking/Critical thinkingの必要性」、「受験指導と英語運用能力向上の両立」をテーマにお二人の先生にご登壇いただきました。師走の慌ただしい時期ではありましたが、30名を超える先生方、英語教育関係者の方々にご参加いただき、活発な意見交換も行われる等、非常に有意義な総会となりました。

TOEFLアライアンス総会

【発表1】『4技能育成だけでは済まない今後の英語教育―LT/CT教育の必要性』

ESN英語教育総合研究会関東地区副代表・CT研究副代表を務められ、現在、共立女子中学高等学校教員でありオンライン動画教材、オンラインAI教材開発などにも携わっていらっしゃる鮫島慶太先生からは、「民間4技能試験の分析(相関分析・LT&CT 要素など)と対応」、「Ed tech の活用」、「思考力強化をテーマとした取り組み」の3つについてお話いただきました。入試改革において導入されるさまざまな外部試験に関して、データに基づき分析結果をご提示いただくとともに、4技能試験対策に追われるような事態が起こりうるという懸念、他教科と連携しつつLTとCT教育を強化することの重要性について発表いただきました。

【発表2】『アウトプット活動を取り入れた3年間の指導の成果~受験指導と英語運用能力向上の両立を目指して』

大阪府立北野高等学校の松山知紘先生からは、3年間アウトプット活動を取り入れた授業を展開した成果をお話いただきました。受験指導が避けられない高校3年時でも長文読解指導のみに終わらず、BACE Talk/ Mini Parliamentary Debateというアウトプット活動を取り入れ生徒が総合的な英語の力を伸ばせるよう努められたという松山先生。当日は実際に参加された先生方もBACE Talkがどういったものかを体験する時間が設けられ、非常にアクティブなセッションとなりました。さらに、現在Pre-reading活動で行っている技能統合型活動もご紹介いただく等、先生方が現場で活かせるアイデアが盛沢山の発表となりました。

質疑応答・意見交換

質疑応答・意見交換の時間では、参加者の方より多くの質問や意見をいただきました。「我々が昔英語の授業で習った発音記号を今の生徒に教えるべきか」「生徒にCritical thinking/Logical thinkingをさせる」にあたり、日本語で考えさせることはアリなのか「そもそも何をもってCritical thinkingなのか」等、興味深い質問、意見が飛び交いました。その問いかけ一つ一つにそれぞれの先生が独自の考え方を展開し、丁寧にお答えいただきました。

TOEFLアライアンス総会

おわりに

本総会開催にあたり、登壇いただきました先生方、アライアンス関係の皆様、サポートいただきました関係者の方々のご理解とご協力に、厚く御礼申し上げるとともに、お忙しい中ご参加いただいた皆様にも貴重なお時間をいただきましたことをこの場を借りまして心より御礼申し上げます。

 

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。