既にスコア60は取れているのですが、Readingで伸び悩んでいます
TOEFL iBT® テストは既にスコア60を取っているのですが、Readingで伸び悩んでいます。どのような対策をしたら良いでしょうか。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
「復習」と「チャレンジ」で!
神戸女学院大学 田岡千明先生
2つ方法があります。まず、伸び悩んでいるときは基本に立ち返り、解いた問題の「復習」をして、文の理解度を100%に近づけましょう。詳しくは『第51回 レベル別・TOEFL iBT®テスト4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その3―』を参照してください。
もう一つは、TOEFL iBTテストよりさらに高度な英文(TIMEやScientific Americanの記事やGREの英語長文など)に挑戦することです。難しいものを汗水流して読むと力が付き、TOEFL iBTテストの問題を再び読んだとき、以前より簡単に感じるはず!
Readingのスコアアップのため、速読できるように日頃からたくさん読もう
甲南大学 津田信男先生
Readingセクションの700ワードのパッセージを丹念に読んで答えると20分以内に終わらないので、まず、スキミングをしましょう(タイトルを読んで、各パラグラフの最初の文だけを読む)。スキミングの目的はgeneral ideaを掴むことです。
次に問題に入って、スキャニングをします(問題を読んで答えを探す)。最後の問題以外は、各パラグラフに答えがありますので、必要な情報を読み取るスキル(スキャニング)が必要です。この方法でやると時間内に終わることができます。
その他、速読の本(Timed Readings Plus)を買って、毎日いつも読んでいるより少し速いペースで読むこともおすすめです(目標は1分間200ワードで正解率は70%以上です)。
また、rd.com、VOA NewsやNational Geographicにある記事を読むと役立つでしょう。
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