Listeningの対策を教えてください
TOEFL iBT® テストのListeningをしているときは、どのよう方法で書いて、どういう点に注意してノートテイキングをすれば良いでしょうか。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
内容の理解に集中しよう
桜美林大学 五十峰聖先生
conversationにおいては、問題点、つまり困っている点と、それに対する解決策を中心にメモを取りましょう。そしてそれぞれの詳細をできる限り記しましょう。
Lectureにおいては、扱われるアカデミックトピックが何なのか(例:鍾乳石の形成)、特徴的な性質、具体例、あとは手順・順番なども設問の中心となります。もっとも聞いて理解できて覚えられる事項については無理にメモを取る必要はありません。内容の理解に集中しましょう。
全般的な流れを把握し、具体的な内容を理解しよう
甲南大学 津田信男先生
TOEFL iBT® テストのListeningは、全般的な流れを把握できているか、具体的な内容を理解しているかを問う問題から成り立っています。
これに答えるには、
1.トピック(カンバセーションの場合、学生が先生の研究室に何をしにきたのか。レクチャーの場合、講義のトピックは何なのか)を知ること
2.トピックの背景(カンバセーションの場合、問題は何か。レクチャーの場合、トピックの背景など)
3.理由(カンバセーションの場合)/例(レクチャーの場合)
4.結論(レクチャーの場合、結論はない場合が多い)
上記のことを考慮してノートテイキングすると良いでしょう。また、abbreviations(略語)を使うと効果的に書けます。
例:example = ex, between = btw, number = #, with = w, and = +
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