TOEFL iBT® テストの点数を上げるために必要な行程を教えてください
留学に向けてTOEFL iBT® テストを学習しています。点数を上げるために必要な行程を教えてください。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている3名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
まずは自分の得意分野からドンドン進めること
桜美林大学 五十峰聖先生
人によって点数の伸びる行程は違いますので、絶対にこれから始めなくてはいけない、というのはありません。おすすめとしては、まずは自分の得意分野からドンドン進めることです。またどのセクションにおいても単語力は必須ですので、コツコツとアカデミック単語を積み重ねていきましょう。またSpeakingでもWritingでも、リスニング力は必須ですので、早い段階からconversationとlectureを聞く練習を始めることをおすすめします。
単語力は磨きつつ、まずは受信力(LR)アップと発信(SW)の独立型対策から
神戸女学院大学 田岡千明先生
一般的な学習の順番について言えば、まず単語力を増やすことはどのレベルでも継続的に行いましょう。スキル別では、ReadingとListening(campus topicからacademic topicへ)、SpeakingはTask2、Task1、Writingは独立型の対策から始めると良いでしょう。ある程度ReadingとListeningの力が付いてきたら、Speaking Task3、5、そして、Task4、6へと移行し、Writingの統合型対策へと移りましょう。
まず自分が必要なスコアを知り目標を決めよう
甲南大学 津田信男先生
まず自分が必要なスコアを知り目標を決めることです。次に自分の弱点を克服する練習を行います。過去問を勉強しましょう。
まだやったことがなければ、『ETS公認ガイド TOEFL iBT® (第5版) CD-ROM版』(日本語解説付き)を行い、次に『OFFICIAL TOEFL iBT® TESTS Vol.1 4th Edition』(5種類の過去問がある)を、そして『OFFICIAL TOEFL iBT® TESTS Vol.2 3rd Edition』(5種類の過去問がある)を行ってみましょう。過去問以外では、rd.comやVOA Newsの記事を読み、VOA Newsのビデオマークのニュースを見てサマリーの練習をすると良いでしょう。その後ビデオ画面下のサマリーを確認してください。
ほかにも毎日英語で日記を書いたり、友達と英語で話しましょう。Podcastの番組"Fresh air"や"60 minutes"を聞くのも効果的かと思います。
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