TOEFL iBT® テストで44以上を取るための勉強法を教えてください
TOEFL iBT® テストで44以上を取らなければならないことになりました。どのように勉強をしたら良いでしょうか。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている3名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
Reading以外のセクションにおいて、Listeningのスキルが必要
桜美林大学 五十峰聖先生
あなたの好きなスキルは何ですか?まずはそこを集中的に学習することで点数を伸ばすようにしましょう。ただ1つアドバイスとしては、Reading以外のすべてのセクションにおいて、Listeningのスキルが必要になります。ですのでListeningのレクチャーと会話を勉強しておくと、3つのセクションにおいて効率良くスコアを伸ばすことができますよ。
まずは基礎を押さえよう
神戸女学院大学 田岡千明先生
ReadingとListening対策としてはTOEFL ITP® テストの少し短めの英文で、学術的な内容に慣れ、基礎力を上げておいてください。Speakingは比較的取り組みやすく、そしてある程度準備ができるTask1、Task2対策を。例題や過去問題に対し60~80語の原稿を書いて準備し、話せるよう準備をしておきましょう。Writingは独立型のTask2で、エッセイの基本的な書き方を勉強しましょう。
44を取るにはListeningが鍵になる
甲南大学 津田信男先生
『ETS公認ガイドTOEFL iBT® (第5版) CD-ROM版』(日本語訳解説付問題集)を買って自習しましょう。TOEFL iBT® テストの概要、評価基準などが日本語で解説されていますので、TOEFL iBTテストのことについて良く知ることができます。
次に、各セクションの問題を行い、解答・解説を読んで間違っているところを見直しましょう。SpeakingやWritingは自分で練習した後、サンプルの解答例を聞いたり、見たりすると参考になるでしょう。
44を取るにはListeningが鍵になります(SpeakingやWritingもListeningができないと良い点が取れません)。44レベルでしたら、甲南大学国際言語文化センターWebサイトにある学習コンテンツのActive Communication in EnglishのListeningを学習してください。色々なタスクがありますので、これを学習すると中級レベルの英語はかなり理解できるようになります。
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1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
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TOEFL iBT®テスト受験のススメ
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TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。