海外の高校、大学を受験するための勉強対策を教えてください
私は海外に興味があり、将来、高校や大学は海外の学校を受験したいと考えています。海外の学校を受験するには、どのようなことを勉強をしたら良いでしょうか。教えてください。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
今から各教科(例:歴史、生物、文学など)の題材を継続して読もう
桜美林大学 五十峰聖先生
TOEFL iBT® テスト対策はもちろんですが、高校・大学の授業では、いずれも多くの教科書を読まされます。アカデミック・リーディングのスキルを上げるために、今から各教科(例:歴史、生物、文学など)の題材を継続して読むようにしましょう。また文系の人でも数学の必修クラスはありますから、微分積分(calculus)程度の問題を英語で解いておきましょう。
アカデミックスキルを身に付けるにはTOEFL iBT® テストが最適
甲南大学 津田信男先生
ここでは、アメリカの大学の受験対策だけ説明します。日本の高校からアメリカの4年生大学に進学するには、TOEFL iBTテストのほかにACT(主にアメリカ西部)やSAT(主にアメリカ中西部から東部)と呼ばれる統一テストを受ける必要があります。大学院への受験は、文系でしたらTOEFL iBTテストのほかにGREという試験があります。
勉強対策と言うより、実際に現地に行った場合、どんな勉強をするのかを知って準備するのが一番良いでしょう。
例えば、現地の大学で教科書を読んで、講義を聞いて、発言する。教科書を読んで、講義を聞いて、テストで答える。このようなアカデミックスキルを身に付けるにはTOEFL iBTテストが最適です。TOEFL iBTテストSpeakingのタスク4や6ではこのようなスキルを求められますし、Writingのタスク1も同じような複合的なアカデミックスキルが求められます。
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1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
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TOEFL iBT®テスト受験のススメ
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TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。