TOEFL® テストの勉強は本当に留学してから役に立ちますか―その1―
今年秋からの留学を目指してTOEFL iBT® テストを受験する予定です。TOEFLテストの勉強は本当に留学してから役に立ちますか。
※―その2―は第43回をご覧ください。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
TOEFL iBT® テストは現地の授業そのままを再現していると言っても間違いない
甲南大学 津田信男先生
私がTOEFL iBTテスト対策を教えていた学生が実際に留学して帰国してくると口を揃えて、「現地のアカデミックな授業はTOEFLテストと同じだった」と言っています。つまり、TOEFL iBTテストは現地の授業そのままを再現していると言っても間違いないです。TEST開発の段階でかなりの時間をかけて、授業でどのようなスキルが必要なのかということを研究して開発されたのがこのTOEFL iBTテストです。
留学初日からそれを実感します
明治大学 横川綾子先生
TOEFLテストは、講義や学生同士の会話などアカデミックな環境で英語を使う(「読む」「聞く」「話す」「書く」)スキルを、その状況を模した形式で測定しています。ですから、「TOEFLテストで勉強したフレーズをそのまま教授が使っていた」なんてこともあるでしょう。また、Writingの統合型問題で必要となる要約の練習は、レポート作成ですぐ役立ちます。ですが、スコア100を持っていても異国で勉学を修めるには苦労がつきもの。その覚悟はしておきましょう。
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1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
(日本語字幕あり)
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
(日本語字幕あり)
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。