TOEFL® テストの勉強は本当に留学してから役に立ちますか―その2―
来年からの留学を目指してTOEFL iBT® テストを受験する予定です。TOEFL® テストの勉強は本当に留学してから役に立ちますか。
※―その1―は第38回をご覧ください。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
留学経験者に学べ
桜美林大学 五十峰聖先生
私のような教員が「役に立つよ!」というよりは、実際に留学経験者から話を聞くのが一番でしょう。「TOEFL® テストは、基本的に大学生活を意識した内容で作られているので、特に大学院生活においては、英語の速さや量など参考になる部分もありました」(池田直史さん、コロンビア大学院留学) 「大学に入ってからは(中略)なるべく英語に触れるようにはしていました。それでもTOEFLテストは今まで受けてきたテストとは全く違っていたので衝撃的でした。でも今思うと、授業中や友人との会話など留学生活を想定したテストなのだなと分かります。」(安東知佐子さん、クィーンズ大学留学)
もちろん!そのためのテストです
神戸女学院大学 田岡千明先生
答えはAbsolutelyです。TOEFL iBT® テストは英語を使って大学以上の高等教育を修めるための能力を測るテストで、そのテスト作成にあたり、実際に英語圏の大学でどのような言語(英語)スキルが必要かを徹底的に調査して作られたものです。要約力や論理力などの英語に加え、高等教育を受けるのに必要なスキルがテスト対策をすることで身に付いていきます。「TOEFL iBTテストの対策をする=留学の成功への準備をする」ことです。
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1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
(日本語字幕あり)
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
(日本語字幕あり)
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。