海外留学するメリットはありますか―その2―
インターネットが普及した今、わざわざ海外に行かなくても英語は身に付くと思いますが、それでも海外留学するメリットはありますか。
※―その1―は第50回をご覧ください。
TOEFL® テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている2名の先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
背景や視点の異なる人と交流し、違いを乗り越えてお互いを高め合うことができるのが最大のメリット
桜美林大学 五十峰聖先生
留学のメリットはたくさんありますが、簡単に言うと「情報を使える人になるため」ということでしょうか。確かにネットで得られる情報はたくさんありますし、最近では多くの有名校の授業がオンラインで無料で観られたりします。ただそれはあくまでも自分のところに情報・知識として入ってくるだけであり、それを使って他人と関わる、発信する、共同(協働)プロジェクトを始める、などには至らないわけです。一流レストランのレシピを手にしたとしても、それを実際に自分で料理して再現できなければ無意味です。ですので(陳腐な表現で申し訳ないですが)英語を使える・英語で何かを達成する、という点においては、やはり留学して、背景や視点の異なる人と交流し、違いを乗り越えてお互いを高め合う、これができるのは海外留学の最大のメリットだと思います。また留学経験者の体験記を読むことをおすすめします。彼らがいかに留学して良かったか、ヒシヒシと伝わるでしょう。
留学経験者インタビュー
自分の世界や価値観が広がる
神戸女学院大学 田岡千明先生
月並みだとは思いますが、世界の広さを感じる1つの良い機会になります。自分の生まれ育った日本が客観的にどんなところなのか、世界の他の国々とは異なる変わった点や、改めて良い点に気づくこともあります。良くも悪くも『日本』を知り、偏見や固定概念から放たれる良い経験になるので、行けるチャンスがあるのに行かないならもったいないです。
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1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
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TOEFL iBT®テスト受験のススメ
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TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。