For one reason or another, the ecosystem of Kenyan rivers was disrupted and the numbers of the snail dramatically increased, and so did the schistosome.
(何らかの理由で、ケニヤを流れる川の生態系が崩壊し、巻貝の数が劇的に増え、その結果住血吸虫も増えた。)
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.171 Unit8 Lecture2 Original①)
disrupt dis(強意の接頭辞)+ rupt(=to break「壊れてバラバラになる」)
「崩壊させる」という意味の動詞です。そのほかに、「(国家のなどを)混乱させる」「(パ ーティーなどを一時的に)混乱させる」、「(交通・通信などを一時的に)不通にする」などの意味を表します。disruptに「~するもの」という意味の接尾辞 -er [-or]を付けるとdisrupter [disruptor]となります。ところで、「環境ホルモン」という言葉を聞いたことがありますか。「環境ホルモン」のことを英語ではendocrine disruptor 「内分泌攪乱物質」と言います。その言葉の経緯を振り返りますと、1962年にRachel Carson(レイチェル・カーソン)がSilent Spring『沈黙の春』を発表した直後あたりからすでに殺虫剤などがホルモン作用を攪乱する可能性があることが指摘されていましたが、時を経て1997年にTheo Colborn(シーア・コルボーン)が発表したOur Stolen Future『奪われし未来』の中で、廃棄物の焼却場から発生するダイオキシンの危険性について警鐘を鳴らしたことで人々の注目を集めました。日本では,1990年代の終わり頃からの一時期、「内分泌攪乱物質」の代わりに「環境ホルモン」という通称で、メディアを通じて一気に広まった言葉です。
日本文の意味に合うように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。
Chemicals [can / the genes / those / disrupt / as / in tobacco smoke / such].
(例えばタバコの煙の中の化学物質は遺伝子を攪乱することがある。)
Chemicals [such as those in tobacco smoke can disrupt the genes].
☞ chemicals 「化学物質」。
☞ gene「遺伝子」。
☞ such as … 「例えば…」(ここでのthose はthe chemicalsのこと)。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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