(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.171 Unit8 Lecture2 Original②)
☆exposeは古期フランス語exposerex-「外に」+ poser(「置く」→ pose)「外に立つ」が語源で、「さらす」という意味の動詞です。では、 exposeの語幹-pose「置く」を用いた語彙を見てみましょう。
なお、exposeの名詞形はexposureで、意味は「〈風雨などに〉さらされること、〈危険などに〉身をさらすこと、〈影響などを〉受けること」です。
さて、皆さんは昔ながらのフィルムカメラに興味がありますか。exposeの意味の1つに「(フィルム)を露出させる」という意味があります。露出が少ないと、光量不足で写真は暗くなってしまいます。逆に露出が多いと、光量が多すぎて写真は明るく白とびしてしまいます。そこで、最適な露出が得られるように、フィルム感度、レンズ絞り値、シャッター速度を調節するのが露出コントロールです。露出量はEV値(exposure value)「露出の明るさを示す数値」で表す場合もあります。
[ ]に入る適切なものを、①~④の中から一つ選びましょう。
Long [ ] to air and moisture will cause nails to rust and rust holes to form in tin roofs.
① expose ② exposed ③ exposition ④ exposure
答 ④ exposure
(長時間空気と湿気にさらされると、釘は錆び、錆がトタン屋根に穴をあける。)
☞ will causeの主語を考えると名詞が必要になります。ここでの名詞はexposition「展示」とexposure to A「Aにさらされること」の2つであり、意味と前置詞との連語関係の違いに注意すると、④exposureが答えとなります。また、rustの後にwill causeが省略されていることを見抜き、それを補うと rust (will cause) holes to form in tin roofsとなります。なお、ここでのwillは「性質」を表しています。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
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