One question they raise is, “Is a planet in the habitable zone necessarily habitable.” Their answer is “no.”
(彼らが提起している1つの問題点は、「ハビタブルゾーンにある惑星は必ず住むのに適しているのか」。彼らの答えは、「ノー」です。)
Why not?
(どうして住むのに必ずしも適さないのでしょうか?)
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.84 Unit4 Lecture2 Original)
Why not?には2つの意味があります。1つは誘いに対する承諾を表すくだけた言い回しで、「いいね、そうしようか」という意味です。もう1つは否定的な発言に対して「なぜ~しないのか」という意味です。例文で確認してみましょう。
“I didn’t go to church last Sunday.”
(この前の日曜日は教会へは行かなかったんだ。)
“Why not?”
(なぜ行かなかったんだい?)
この文でWhy not?は前のセリフを受けたWhy didn’t you go to church last Sunday?のdidn't以下をnotで代用しているものだと考えられます。『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の用例でも、Why not?は前出の文を否定で受けた“Why isn’t a planet in the habitable zone necessarily habitable?”と同等のものです。
実はそれ以外にもWhy not?は主に会話文で様々な意味で用いられます。例文で確認しましょう。まずWhy not?が提案に対する同意として用いられる場合です。
“Would you like some more wine?”
(ワインをもう少しいかがですか?)
“Why not?”
(ぜひいただきます。)
これは「なぜワインが欲しくないなんてことがあろうか」といった反語表現がベースになった表現だと言えますね。お酒好きの私ですので、このような提案にはいつもWhy not?と応えたいところです。またWhy notの後に動詞の原形を続けた次のような例も頻出します。
Why not take a walk with me?
(一緒に散歩しましょうよ。)
これはWhy don't you 原形…?から派生した表現で、提案や軽い命令を表します。また強い口調で怒りを表す場合もあります。以下の例ですね。
Why not get out of here!
(ここから消え失せろ!)
このような依頼、命令、怒りを表す場合は、形は疑問文ですが疑問符の代わりに感嘆符やピリオドを用いることもあるので気をつけてください。
次の英文の下線部の言い換えとして最も適切なものを選びましょう。
“Would you like to go to lunch?”
“Why not?”
① That's right. ② I'm afraid not. ③ Good idea.
答 ③ Good idea.
“Would you like to go to lunch?”(ランチに行きませんか?)
“Why not?”(いいですね。)
☞ 前のセリフの提案に同意する表現として働くWhy not。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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