The supposition within the archeological community has long been that wooden sleds were used to haul these blocks across the desert.
(考古学界内での仮説では、これらのブロックを引きずって砂漠を横断していくために木製の荷物運送用そりが使われたということに長い間なっていた。)
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.15 Unit1 Lecture1 Paraphrase②)
suppositionは動詞supposeから派生した名詞で、「推測」「仮説」などの日本語に相当します。ある考えや判断が、何らかの事実や知識に基づいているけれども、証拠が不十分であり、真実でない可能性があることを示唆します。
【例1】
The conclusion was rejected by the committee, who decided it was based solely on supposition.
「その結論は委員会によって却下された。推測のみに基づいたものだと結論づけられたからだ」
『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の文例でも、「砂漠をわたって巨石を運ぶのに木製のそりが使われたと推測されていたが、そりの前に砂が積もるという問題点は解決されていなかった」と、推測が部分的に修正される展開になっていますね。suppositionという語の意味合いがよく出ています。
suppositionの類義語にassumptionがあります。これは動詞assumeから派生した名詞で、「仮定」「憶測」「思い込み」などの日本語に当たります。ある考えや判断が何らかの事実に基づいておらず、間違いである可能性が高いことを示唆する語です。
【例2】
What you have just said is just an assumption or opinion, to put it mildly. I'm only interested in facts.
「君が今言ったことは、控えめに言っても憶測か意見に過ぎない。私は事実にしか興味がないんだ」
suppositionにしてもassumptionにしても、用いられる文脈によっては「根拠が不十分である」「思い込みだ」といった批判的な意味合いが強くなる点に注意が必要ですね。単語の学習においては、用例を十分に活用することで語の意味合いを正確にとらえようとする姿勢が大切です。
日本文の意味に合うように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。
Draw no conclusion from what you suppose is true: [can never / supposition / the truth / replace].
(あなたが真実だろうと『想定する』ことから結論を導いてはいけない。想定は真実の代わりには決してなれない。)
Draw no conclusion from what you suppose is true: [supposition can never replace the truth].
☞ A replace B「AはBの代わりになる」。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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