Paine found that starfish preyed heavily on mussels, preventing the mussel population from multiplying.
(ヒトデはイガイを大量に捕食し、イガイの個体群が増殖することを妨げていることにペインは気づいた。)
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.165 Unit8 Lecture1 Original④)
☆multiplyはmulti(=much, many)+ply(=fold「折り重ねる」)⇒having many foldsを語源とし、「~幾重にもする」が原義です。この意味から、increase「増やす」、breed「繁殖させる」などの意味が派生しました。上記の『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の例文は、自動詞のmultiply「増殖する」を動名詞として用いています。
さて、multiplyのより日常的な用例を挙げると「掛け算」を表すときに、このmultiplyを用います。multiply A by Bあるいはmultiply A and B togetherで「A(数)にB(数)を掛ける、AとBを乗じる」という意味を表します。例えば、multiply three by two[=multiply three and two together]は「3に2を掛ける」となります。また、3×2=6は、普通Three times two is six.と読み、3がmultiplicand「被乗数(掛けられる方の数)」、×はmultiplication sign[symbol]「掛け算記号」、2がmultiplier「乗数(掛ける方の数)」、6をproduct「積」と呼びます。また、これをThree multiplied by two is [equals, makes] six.で表現することもできます。
次の数式を表すように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。ただし、文頭で用いる語も小文字にしてあります。(1語不要)
[equals / times / four / by / twenty-four / six / multiplied].
(6×4=24)
[Six multiplied by four equals twenty-four].(不要語times)
☞ 関係詞を補って考えるとSix [(which is)multiplied by four] equals twenty-four.のようになります。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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