As decision-making increases, one's willpower is diminished, reducing the chance for an intelligent choice.
(決定を下すことが増えるにつれて、意志力は弱まり、そのことが賢い選択をする見込みを減らすことになる。)
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.189 Unit9 Lecture1 Paraphrase②)
☆intelligentはラテン語のintelligēns intel-(=between)+lig(=pick out)を語源とし、「間にあるものを選び出す」という意味から「二者択一する」が原義です。この原義が「生まれつき理解が早く、的確な判断を下す能力がある」という意味に変化し、その結果「知能の高い、聡明な、判断力のある」などの意味が生じました。例えば、A dolphin is an intelligent animal.「イルカは知能の高い動物である」といったように、人間のほかに動物にも用いることができます。
その他に、インテリジェントビル(intelligent building)といった言葉を耳にしたことがあるかもしれません。これは、空調、照明、エレクトロニクス装置などの設備がコンピュータシステムで集中管理されている建物などのことを指します。
さらに、intelligentの名詞形intelligenceには、「知能」(e.g. artificial intelligence「人工知能」)や「(軍事機密を探る)情報機関」という意味もあります。
intelligentと紛らわしい語にintellectualがあります。
intellectualは人間についてのみ用い、形容詞の場合は「鋭い知性や高度な知識がある」という意味で、intellectualが名詞として用いられた場合は「知識人、インテリ」という意味です。その名詞形はintellectで「知力、知性」、「知識人」という意味です。
[ ]に入る適切なものを、①~④の中から一つ選びましょう。
Some people think that whales are as [ ] as human beings.
① intellectual ② intelligent ③ intellect ④ intelligence
答 ② intelligent
(クジラはヒトと同じぐらい賢いと思っている人がいる。)
☞ 同等比較表現as~asに着目し、空所には形容詞が入ることに注意します。
☞ intelligentは人間のほかに動物にも用いることができますが、
intellectualは人間のみに用います。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL® テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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