前回の「その3」でご紹介したのは、「一度読んだ題材を分析し、理解を深める」という復習方法でした。もう1つの復習方法は多読です。
2017.04.25
前回の「その3」でご紹介したのは、「一度読んだ題材を分析し、理解を深める」という復習方法でした。もう1つの復習方法は多読です。
多読とはその名の通り、多く読むことを指します。学校の授業などで既に先生からすすめられて行っている人もいるかもしれません。英語ではextensive reading、略してERとよく呼ばれています。
The Extensive Reading Foundationによると、多読は以下のアクロニム(頭文字)で表せます。
Read quickly and(素早く読み)
Enjoyably with(楽しみ)
Adequate comprehension so they(適度な理解で)
Don’t need a dictionary(辞書を必要としない)
多読の利点としては
など色々あります。
楽しくたくさん読むのが目的ですから、まずは自分が楽しめる題材であることが第一です。例えばハリーポッターの本には様々なキャラクターの名前や呪文などがたくさん出てきますが、それらをいちいち気にせずに、楽しんでどんどん読み進められればそれで良いのです。
とはいえ、いきなり分厚い小説などにトライするのはちょっと・・・という方は以下を基準にしてください。
楽しんで読み進め、それを継続できるのが一番です。さっそく新学期の4月から始めてみませんか?
ではまた次回(第53回 レベル別・TOEFL iBT®テスト4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その5―)をお楽しみに!