“TOEFL iBT® テストは海外に出向くために適した試験問題である”
明治学院大学の協定留学先であるカリフォルニア大学へ留学するのに必要なTOEFL iBT® テストスコアをとるために受験しています。私は現在、政治学系のゼミでマイノリティとマジョリティなどについて学んでいるので、カリフォルニア大学でもその学問を深めてきたいなと考えています。私が行こうとしているキャンパスに行くには83点が必要です。
TOEFLテストを初めて受けたのは大学に入ってからです。それまでは名前を知っているくらいでした。高校までは日本生まれ日本育ちの学生と同じように英語を定期テストや受験のために勉強してきていました。しかしそれらとTOEFL iBTテストの違うところはSpeaking Sectionがあり、Listening Sectionは大学の授業を聴くようなシチュエーションがたくさんあり、Reading Sectionであっても実際にアメリカなどの大学で使われている教材から抜き出された文章が問題として利用されていたりしているところだと思います。そういった意味での「生きた英語」に触れてこなかった自分ですので、初めての受験時には新鮮であり戸惑いがありました。しかし大学で開講されている講座などを受講することで対策を講じ、打ち、自分の力で英語を話す、大学の英語の授業などで、Speakingの機会を意識的に増やしたりするなどしています。よってそういった努力を重ねていくうちにTOEFL iBTテストの勉強が自分の実用的な英語能力の向上につながっていることを実感します。
最初の頃はたくさんの課題があったと思います。まず単語、Speaking能力、Listening能力、長文読解、ノートテイキングなどです。今まで何回かTOEFL iBTテストを受けてきましたが、決して克服できたとまでは言えず、どこまで苦手度を下げるか、といった感じです。
そもそも大学入学当時「TOEFLテスト」の内容は全く分からなかったので、自分にとってTOEFLテスト対策の講座を受講したのは非常に良いスタートダッシュだったのではと思います。なぜなら自分で勉強など到底しようがないからです。講座の中では4セクションすべてを網羅する形で要点などの説明を聞くことができ、実際に模擬テストを受けることもありました。もう一つ重要だと思うことが英語に常に触れることであると思います。なぜならTOEFLテスト講座のようなものは、やはり一過性でしかない側面もあるので、自分自身で英語に触れ続けTOEFLテストを見越しての勉強を重ねることが大事だからです。特に海外育ちでない人には当てはまることではないかなと思います。それによって持続的に点数を上げていくことができるはずです。
約4時間ぶっ続け(途中10分休憩はありますが)のテストですので、終わった後はすごく疲れます。しかし同時にあっという間に終わる感覚もあります。実際にテストを受けた後は何が苦手なのかが明確になっているかと思うので今後の勉強の仕方に反映させることが大事だと思います。採点が返ってくると採点ポイントや苦手ポイントの解説も一緒に書かれているのでそれを参考にするのも大事だと思います。
現在、公式のTOEFLテストは、パソコンの前に座り受験するTOEFL iBTテスト(Internet-based Testing)です。しかしながら、TOEFL iBTテストとは別に、団体内で実施するTOEFL ITP® テストというペーパー形式のものもあります。このテストには、SpeakingとWriting Sectionはなく、大学の枠組みで試験として扱われる場合もあります。明治学院大学もその一つです。これは自分の大学内でよく耳にすることなのですが、帰国子女の学生はTOEFL ITPテストよりもTOEFL iBTテストの方が良い点数をとれるようです。そして日本生まれ日本育ちの学生はTOEFL ITPテストの方がTOEFL iBTテストよりも良い点数が取れる傾向があるようです。このことに対しては、色々な見方は当然あるかと思いますが、私はこれを、TOEFL iBTテストは海外に出向くために適した試験問題であることの証明になると理解しています。つまりより実用的な英語能力を試されるのだと。私の中でのTOEFLテストの位置づけはそこにあります。さまざまな境遇の方がこの記事を読まれる可能性があるわけですが、これを読んでくださって何かしらの手助けになれば幸いです。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。