TOEFL iBT®体験レポート

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも!

TOEFL iBT体験レポート
  • 2013年 TOEFL®テストスカラシップ受賞者
    板垣里菜子さん
  • 慶應義塾大学
  • 【TOEFL iBTテストスコア】2012年5月受験
    107 (Reading:28、Listening: 28、Speaking:26、Writing:25)

 

TOEFL®テストは、6年後のオリンピックの舞台で世界の人達と繋がるためにも役立つ”

受験目的

私はTOEFL®テストを過去に2回受験しました。1回目は5年前滞米中に英語力の指標として受験し、2回目はその後、日本の高校で学ぶ傍ら英語力を伸ばす努力の結果を数値で確認するために受験しました。

受験時の英語力

米国で小学校1年生から中学2年生まで過ごしたので、英語でのコミュニケーションには不自由を感じませんでした。
1回目は中学2年生で受験した97点。日本に帰国してからは、帰国子女ばかりからなる国際校に通っていました。
しかし日本で生活している以上、やはり英語の語彙が失われてゆきます。 そこで私は英字新聞を活用した勉強法で、英語力を伸ばす努力をし、再度TOEFLテストを受験しました。
1回目の受験から5年たった高校3年生で2回目のTOEFLテストに臨みました。その時には英検1級を取得していました。

課題

私にとって最大の課題となったのが、やはり自分で自由自在に使い回せる単語の数を増やすことでした。日常会話は問題なくできても、TOEFLテストのような難易度の高い試験で使われる単語は日常では耳にすることのないようなものが多いです。また、単語自体の意味を知っていても、それをどのような場面で使うのかなどを知らないとエッセイなどで活用できず、もったいないことになってしまいます。そこで私は難しい単語を使い回せるようになるため、英字新聞を使った勉強法を取り入れました。The Japan Timesなどで、日本のニュースを英語で読み、解らない単語はピックアップして単語帳を作るようにしました。また、英字新聞と日本語の新聞を照らし合わせることによって、専門用語も覚えることができ大変役に立ちました。

感想

TOEFLテストの結果が届いた際は、点数が1回目の受験よりもかなり上回っていて嬉しかったです。この10点が5年間の努力の結晶だと感じました。しかしながら細かい点数を見ると、ReadingとListeningが28点、Speakingが26点、Writingが25点だったので、弱点はWritingだなと感じました。Writingを伸ばすためにも、英字新聞を活用した勉強法を今も続けています。また、日頃から大学の英語の授業でエッセイを書く際には、覚えたばかりの新しい単語をできるだけ多く使用し、自分のものにしようと努力しています。
今のTOEFLテストの点数に満足せず、今後も満点を目指して自分の英語に磨きをかけていきたいなと思います!

メッセージ

TOEFLテストは英語の試験の中でも非常に難しく、試験対策や勉強は大変だと思います。しかしTOEFLテスト対策を受験することは、留学を志す人たちばかりでなく日本国内への進学を希望している学生や社会で活躍するためにもたいへん有益だと思います。2020年東京オリンピック開催が決まった今、最も必要とされている言語は英語です。TOEFLテストは、6年後のオリンピックの舞台で世界の人達と繋がるためにも役立ちます。挫折せずにこつこつと頑張ってください!

 

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