“自分の考えを短時間でまとめることは、海外の授業や会議では必要なスキル”
海外の大学の通信コースを受講するため、TOEFL iBT® テストを受験された社会人の女性からのレポートです。
現在、国際交流に携わる仕事をしており、それに関連する海外の大学の通信コースを受けようと思ったところ、英語力を証明する書類の提出が必要だったため。
もともと海外に住んでいた経験があり、10年前に受けたTOEFL®テストのスコアはTOEFL® CBTテストで260点でした。
社会人となってからも、日常的に海外とのメールのやりとりや国際会議などで英語を使用する機会があるため、ある程度の英語力は保っていると思います。
久しぶりの受験だったのと、Speaking導入後初めての受験だったので、全体的にどんな問題が出るのか、自分がどれくらいできるか分かりませんでした。また、開始から終了まで4時間も集中が続くか心配でした。
公式テキスト(The Official Guide to the TOEFL® Test)に一通り目を通しました。
例題を解くことと、解説を読むことで、問題の傾向や解答のコツをつかめて、かなり役に立ちました。
また、受験対策というわけではないですが、日常的に洋書や英語のニュースを読んでいるので、読解力やボキャブラリーは日々磨いています。
4時間は思ったよりも、あっという間でした。また、準備ができた人から順に開始するため、人によって進捗が異なるので、周りの音に気を取られずに自分の問題に集中する力も求められました。
Speakingについては、周りの人の声も聞こえてくる中、自分の考えを短時間でまとめるのは難しかったです。ただ、海外の授業や会議では必要なスキルなので、留学や海外で仕事をすることを考えているのであれば、鍛えておいて損はないと思います。
赤ちゃんがいきなり言葉を喋れないように、1日で英語が上達する魔法はないので、こつこつ勉強するしかありません。ただ、英語を勉強すると思ってやると、続かなかったり嫌になってしまうこともあったりすると思うので、まずは好きなテーマや興味のある分野に関する本や記事を読んだり、ニュースや映画を見たり、集めた情報を英語でまとめてみたり等、楽しみながら英語に触れる機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
また、短期間でもいいので、海外で英語を喋らなければならない環境に身を置いてみることも、お勧めします。英語はコミュニケーションのツールなので、実際に話してみることで、自分がどれだけできるのか、何が足りないのか等、テキストブックや授業のような受け身の勉強ではわからないことも見えてくると思います。
TOEFLテストを受験する理由は様々だと思いますが、点数だけにとらわれず、自分の目標を持って頑張ってください。
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TOEFL iBT®テスト受験のススメ
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TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。