“受験前に試験の概要を熟知し、自分の苦手分野を克服していくことが重要”
カナダの大学へ留学するため、TOEFL iBT® テストを受験された浪人生の方からのレポートです。
来年の9月入学を目標にカナダの大学へ留学するため受験をしました。留学先として検討しているカナダは、アメリカと比較すると教育レベルが高く、また学費も比較的安く魅力的です。学部は経済、経営方面を検討しています。
留学をしたい理由は英語を話せるということが、将来利点というより絶対条件になっていくと思い、英語力を身につける点でもとても良いと思ったからです。
日本の大学でも優れた大学はありますが、日本の大学生の傾向として「試験の前だけ付け焼刃で勉強をする」とよく耳にするので、海外の大学に留学をした方が勉強量も多く将来役に立つのではないかと思ったからです。また、学生の勉強に対する態度が海外と日本では異なり、海外の方がより真摯に取り組める環境だと思ったので留学を決意しました。
学校で義務的に受けた英検2級は持っています。実際には英検準1級を受けたことはありませんが、過去問を一度やったことがあり合格点をとることはできました。
受験時の課題は、Listening、Speakingでした。勉強を多少しているにしても、日本の学校でListening、Speakingで、TOEFL iBTテストの要求しているレベルの内容を勉強する機会がなかった自分にとっては、Listening、Speakingはとても難しく異質なもののように感じました。
受験対策は基本的に、公式テキスト (The Official Guide to the TOEFL® Test)を使用しました。傾向や試験のレベルを知るという点で公式テキスト (The Official Guide to the TOEFL® Test)が一番優れていると感じたためです。
Readingに関しては問題を解いたら知らなかった単語を全部調べ、間違えた理由を追及するというものです。
Listeningは問題を解き、Dictation。間違えた場所に線を引きoverlapping → shadowingを繰り返しました。
Speakingは公式テキスト (The Official Guide to the TOEFL® Test)で傾向をつかんだ後は、YouTubeやインターネットに点在しているSample Topicなどを使用して携帯電話で試験と同じように時間をチェックしながら練習しました。
Writingは時間通りに問題を解き、自分で主語と動詞などを確認しました。また、Writingはパソコンを使って練習した方が本番で焦らないと思います。
TOEFL iBTテストはReading section以外の3つのsectionでListeningが関わっているので、Listeningの向上はTOEFL iBTテスト受験において絶対必要な事項だと思います。
初めて受験した時はパスポートチェックがあり、あまり体験したことのない試験の始まり方で少し緊張しました。また試験時間が4時間弱ととても長く、終わった時に非常にぐったりと疲れたのを覚えています。同時に始まる試験ではなくて受験者が個々でスタートしていくことはなんとも新鮮でした。
TOEFL iBTテストにおいて、傾向を知ることは実力を付けることと共に大切なことなので、まず受験前に試験の概要を熟知し、自分の苦手分野を克服していくことが重要ではないかと思います。私自身、まだ目標点数には届いてないので引き続き頑張ります。拙い体験レポートではありますが、少しでも役に立てたら嬉しいです。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。