“TOEFL iBT® テストを突破することで、高い英語力を身に付けることができる”
現在は日本の大学に在学していますが、入学後、海外とくに米国で学問を修めたいという気持ちが強くなっていきました。希望する大学の入学要件に、TOEFL iBT® テストスコアの提出があり、受験することになりました。2年前に準備をせずにお試しで受験したことはありましたが、今回は目標スコアを目指し、本格的に対策を始めてから最初の受験でした。
日常的に英語を使用することはなく、また特に英語が得意でもなく、すごく苦手というわけでもありませんでした。
TOEFL iBTテストはSpeakingとWritingセクションでもListeningとReading力が必要とされるので、まずはこの2つのスキルに取り組むことにしました。今回の受験では、そのReadingとListeningの対策のみで、成果を出せるかどうかが課題でした。
受験対策は、公式テキスト(The Official Guide to the TOEFL® Test)を利用しました。このテキストはTOEFL iBTテストを実施している、Educational Testing Service(ETS)によって作成されています。Reading、Listening、Speaking、Writingのすべてのセクションについての対策を学ぶ事ができます。
他には、ボキャブラリー強化のために、毎朝iKnowという有料サービスを利用しています。脳科学に基づいて、単語だけでなくListeningの問題も出題されるのでTOEFL iBTテストに向いているサービスだと思います。
TOEFL iBTテストは、英語のいわゆる4技能(Reading、Listening、Speaking、Writing)が試される試験です。要求される語彙力や読解力は高い水準ですが、ある程度事前に想定できました。
受験したことによって新たな課題も出てきました。見えてきた自身の課題は、処理能力を身に付けるということでした。例えば、WritingのIndependent taskでは、課題が与えられてから30分以内でエッセイを書くことが要求されます。ある程度訓練を積んでいないと、試験本番で満足な解答をすることは難しいと思います。Speakingでも課題が与えられてから15~30秒で解答の準備をしなくてはならず、こちらでも高い処理能力が要求されます。
もちろん、TOEFL iBTテストの試験内容は受験前に知っていましたが、対策して受験をしたことで新たに課題を見つけることができました。このように、新たに課題を発見したり、それまで問題だと思わなかった事柄が課題として浮かび上がることがありますので、スコア提出日ギリギリではなく、対策の時間も含め、早めの受験をお勧めします。
TOEFL iBTテストは簡単な試験ではなく、高い英語力を要求される試験だと思います。しかし、逆に考えれば、このTOEFL iBTテストを突破することで高い英語力を身に付けることができると言えるでしょう。私は、現在もTOEFL iBTテストの受験勉強を継続しています。時々、辟易することもあるのですが、そういう時は、「ただ単に受験勉強をしているのではなく、将来に渡ってずっと使うであろう“英語力”を身に付けるために勉強している」と思うことにしています。疲れた時は、目先の目標だけではなく、遠い目標に目を向けることも大切だと感じています。皆さんも、一緒に目標に向かって頑張りましょう!
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。