“苦手分野をクリアしていく楽しみを見出すことが、最良の英語のスキルアップになる”

受験目的

大学では英語を使って勉強をしたいと考えていたことや、大学のAO入試制度などでTOEFL iBT^® テストのスコアを提出することが義務になっていたこともあり、高校生の時に初めてTOEFL iBTテストを受験しました。大学生になった今では、英語学科に在籍している自身の英語力を確認する意味と、交換留学のため定期的に受験しています。試験内容が4技能に分かれており、自身の弱み、強みがしっかりと点数として出てくるので、自分の位置をしっかり把握できるところがTOEFL iBTテストの良いところだと思っています。

受験時の英語力

初めて受験した当時は高校生だったということもあり、語彙力、Listening力ともにまだまだ足りない部分が多かったです。特にSpeakingは練習を普段する機会がなかった上に、本番ではパソコンに話しかける形式なので、まったくできませんでした。最近は前回受けた時のスコアをもとに、自分の弱みをなくそうと勉強しているので、最初に受けた時よりはかなり伸びたと思います。

受験時の課題

受験形式がすべてパソコンというところから慣れるのが大変でした。しかし、それも数回受験をしてだいぶ慣れてきたと思います。セクションごとの課題としては、

Reading：圧倒的な語彙力不足。レベルの高い単語も多数出題されるので、内容をしっかりと理解するためには単語力の強化が必要だと感じました。

Listening：集中力不足でした。アカデミックな内容についてのListeningは知らない単語もたくさん出てくるのでとても困惑しました。

Speaking:パソコンに向かって話すことに慣れず、周りの受験者が気になってうまく自分の力を出せませんでした。

Writing：普段から対策をしていたので他のセクションよりはやりやすかったです。しかし、タイプスピードが遅く、時間がかかりました。

全体的に準備不足を痛感しました。

受験対策

市販のTOEFL iBTテスト対策教材を購入し勉強しました。
特にListeningに関しては、勉強するのは好きなのに、スコアが上がらないという問題があったので重点的に強化をしました。アカデミックな内容ばかりで、集中力が途切れやすかったのですが、なるべく電車の中でも聞くようにして耳を慣らしました。
Speakingに関しては、今までの出題傾向をもとに自分なりに練習していましたが、やはり会場の雰囲気にのまれ、自分の力を出し切れませんでした。

受験後の感想

今回が3回目の受験でしたが、前回から1年以上のブランクがあったのでなかなか会場の雰囲気に慣れませんでした。静かな状況でSpeakingのテスト受けることにとても抵抗があったので、次回からはこの抵抗をなくせるように練習していきたいと思います。
結果が出て、Listeningは前回よりもかなり上がっていたのですが、Speakingはほとんど上がりませんでした。自分の弱点を数字としてしっかり知ることができたので今後への勉強に活かしていきたいと思います。

メッセージ

数回の受験経験があっても、会場の雰囲気に圧倒され緊張してしまうことがあります。特に初めて受ける方は会場の雰囲気に慣れることで精一杯になってしまうと思います。しかし、TOEFL iBTテストを受けることで自分が今までに感じていた強みや弱みをしっかりと数字で知ることができるため、これからの勉強のモチベーションになると思います。特に、AO受験や大学に入ってから交換留学を考えている方は高みを目指す方がほとんどだと思います。私としてはTOEFL iBTテストは何回か受験しないとしっかりした力が出ないと思っているので、一回一回の受験で明らかになる苦手分野をクリアしていく楽しみを見出すことが、最良の英語のスキルアップになると思います。

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