“就職活動でPRできるし、ビジネスでも通用する英語が身に付く”
私は大学1年の終わりまでに、交換留学のために必要なTOEFL iBT® テストのスコアを一定基準以上取得しなければいけませんでした。
交換留学の必要最低スコアである61点が目標ではありましたが、私は留学先でも困らないように目標をさらに高く立てました。
初回は55点と交換留学最低スコアには届きませんでした。特にリスニングが弱く、講義の内容も何を言っているか、理解度はゼロに近い状態でした。
また、スピーキングもリスニングの基礎が固まってこそ解ける問題なので、リスニングの内容がついていけなかった私は勿論、制限時間以内に話すレベルに達していませんでした。
とにかくリスニングの基礎が不十分であったことと、スピーキングの不慣れが原因でした。短い日常会話をかろうじて聞けるレベルであった私にとって、5分以上の講義を聞くことは苦痛でした。この苦痛をできるだけ減らすことが、目標スコア獲得のための第一歩でした。
リスニングとスピーキングが苦手だった私は、まず学校の教授と話し合い、毎日最低2時間はリスニングとスピーキングの練習を行うことにしました。
リスニングは、講義や学生同士の会話をただ聞き流すのではなく、聞き取れなかったフレーズや単語、イディオムを理解するまで聞きました。初めて聞いた単語やイディオムはその場で覚えるよう心がけました。また、シャドーイングというテキストを見ないで、リスニングをしながら声に出して音声に追いつく練習もしました。シャドーイングは私にとって、リスニング対策の中で一番効率の良い勉強方法でした。
スピーキングについては、制限時間内に詰まらず流暢に話せる練習を教授とマンツーマンで行うことで、1か月弱で慣れることができました。
リーディングとライティングに関しては以下のことを行いました。
リーディングは時間を計って、多くの文章を読みました。またリーディングでは単語の知識を求められるので、受験対策の単語マスターを購入して、完璧に覚えました。その他、読書が趣味な私は英語の本を学校で借りて、少しでも英語に触れる機会を作りました。
ライティングは4つのセクションの中で一番得意だったこともあり、文章の添削を毎週教授に見てもらう以外は、他のセクションに比べるとあまり対策はしませんでした。
期待していたスコアよりも低い結果となりましたが、一応70以上はクリアできたので、そこは満足しました。これまで3~4回受験しましたが、私の場合はテスト会場の雰囲気が、スコアに大きく影響を及ぼしました。それなりに準備していたものの、パソコンに向かって話す訓練はしていなかったので、そこは苦労しました。
留学を考えている人やそうでない人も、是非TOEFL iBTテストを受験してみてください。テストの難易度や受験料だけを見ると、気軽に受けられるテストではないかもしれません。しかし、一度目標スコアを獲得すれば、英語力に自信がつくと思います。私は英語が特別できる訳ではなく中級レベルだったので、英語への自信はそれほどありませんでしたが、受験後に自分の英語力をもっと高めようと意識が高くなりました。留学したい人は最初の関門であるTOEFL iBTテストを諦めないで粘り強く受けてみてください。きっと、自信が持てるようになります。そうでない人も、これからの就職活動でPRできますし、ビジネスでも通用する英語が身に付くと思いますので、目標を立てて受験してみてください。簡単な試験ではありませんが、最後まで諦めない姿勢を保つことが大切です。頑張ってください!
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。