“諦めずに続けていればきっと目標にたどり着くことができる”
大学に入学する前から参加したいと考えていた留学プログラムの参加資格の中にTOEFL iBT® テストでスコア52以上が必要となっていたことが受験を決めたきっかけです。それまで聞いたこともなかったテストに挑戦するのはとても不安でしたし、どのようにテストが行われるかが想像できませんでした。
1度目は、大学入試が終わった数か月後に受けました。中学生の時に英検2級を取得し、小さい頃から英会話を習っていたので旅行時のSpeakingやListeningには困らない程度でした。
2度目にテストを受ける時は、大学でTOEFL iBTテストの対策ができる授業を選択し、半年間テキストを使用しテスト内容にまんべんなく触れていました。
パソコンでReading、Listening、Speaking、Writingの4セクションすべてに対して4時間どのように集中力を持たせるかが大変でした。さらに、英語を聞き取ったり英語で考えて問題を解くのに体力が必要な上にずっとパソコンの画面に向かっていると目も疲れてくるので、私にとっては他のどんなテストより負担は大きかったです。また、私は高校生のときからReadingが苦手でした。留学のための試験と言われるだけあり、内容はこれまでと比べ物にならないほど学術的で難しいものだったのでその点も大きな課題となっていました。
受験前の対策として、苦手なReadingに関しては単語力を上げることと問題をいくつも解いて慣れるようにしました。しかし、それ以外に関しては特に準備はしていませんでした。
1度目の受験を終えたのち、結果を見て驚いたのはListeningのスコアが一番低かったことでした。そのため、様々な動画サイトを見たり自分の好きな海外ドラマを英語字幕で見るなどして、意識的に英語を聞く機会を増やしました。Speakingの対策としては、時間内で自分の意見を述べることに集中して練習を繰り返しました。言い回しの表現を増やすために、授業で使用していたテキストに模範解答や答える時のポイントをおさらいしてから、改めて自分で考え直して問題に取り組むこともしていました。Writingでは構成に注意して意見を述べるようにしたり、本を読んでWritingのための語彙力を増やしたりしていました。2度目の受験のために一番心がけていたことは、すべてのセクションに対応するために日頃から様々な分野の知識を入れておくことです。TOEFL iBTテストの問題を解いているだけでも自分の専攻以外のことを知るのが楽しかったのもありましたが、当然専攻外の理系の問題も出てくるので意識的にたくさんの知識を得るようにしていました。
1度目のテストのスコア発表の時は目標点数を取得することが出来なかったためかなり落ち込んだのを覚えています。留学を一度は諦めようかと思ったのですが、諦めることが出来なかったので2度目のチャレンジで必要資格の点数を大きく上回ることが出来て嬉しかったです。両親や友人も一緒に喜んでくれたのもとても嬉しかったです。大学で英語を勉強しているのでまだまだ高得点を狙うために引き続きテストは受けようと考えています。
今まで受けたテストとは異なり想像がつかないところもある上に、4時間にも及ぶテストは体力的にも精神的にも堪えるところがあると思います。ですが、テストに向けて準備することによって自分の身に付いてくることが多くあるのでどんどん楽しくなってきますし、自信にも繋がると思います。諦めずに続けていればきっと目標にたどり着くことができると思うので頑張ってほしいです。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。