“苦手な分野は点数にはっきり表れるので、自分の弱点を知ることができ、意識して勉強を進めることができる”
興味のある留学プログラムの出願資格として点数が必要だったため、受験しました。初めてテストの内容を知ったときは点数を取ることができるのか不安になりましたが、それ以上に留学したいという気持ちが強く、受けることを決めました。
始めはほとんど内容が理解できず、自分の英語力の低さに落ち込みました。普段英語を話す機会がほとんどなかったので、特に聞き取ることと話すことが苦手でした。また、限られた時間のなかで自分の意見を英語で話したり書いたりした経験もなかったので、慣れない問題ばかりでした。
4時間パソコンに向かってテストを受ける集中力を保つことが大変でした。1つのセクションが終わってもすぐ次のセクションに移るので、気持ちを引きずらずに切り替えなければいけませんでした。また、専攻以外の理系など内容は知らないことばかりで、内容によっても点数が安定しませんでした。
セクションごとに挙げると、
Reading:時間内に長文の全体像やポイントをつかむこと
Listening:メモを取りながらネイティブスピーカーの話し方やスピードについていくこと
Speaking:問題文を聞いてから短い準備時間で自分の意見を述べること
Writing:構成をはっきりさせて自分の意見が伝わる文章を書くこと
が主な課題でした。
テキストを使用して問題をたくさん解き、特に上で述べた課題を意識して対策しました。
Readingは、知らない単語が出てきて理解できなくても、時間が限られているのでとにかく読み進めポイントをつかむことを意識しました。
Listeningは、3つのセクションで必要ですが苦手だったため、一度問題を解いた後に、スクリプトを見て聞き、最後にもう一度見ないで聞くようにしていました。また普段から好きな洋楽を繰り返し聞いたり、映画を英語字幕で見た後に字幕なしでもう一度見たりしました。何度も聞くことで耳が慣れるし、自分の好きなことなので楽しみながら英語を聞くことができました。
Speakingは、とりあえず話すことに慣れるため友達と身近な話題を英語で話す時間を作ったり、時間内で止まらないように同じことでも表現を変えて話し続けたりしました。このおかげで段々自分の意見をすぐ言えるようになりました。
Writingは、構成を決め簡単にメモし、それに沿って自分の意見を書いていくと、頭の中を整理しながら進めることができました。
苦手な分野は点数にはっきり表れるので、自分の弱点を知ることができ、意識して勉強を進めることができるのがTOEFL iBT® テストの良さだと考えます。すぐに結果が出ず複数回受験しましたが、諦めずに勉強を続けていくうちに段々理解できるようになると面白いと感じました。講義や寮生活、図書館などの場面は実際に留学したときにも役立つ内容であり、自分の知らなかった分野も考える良い機会になりました。
私にとって内容を理解するのも点数を上げるのも本当に難しいテストで、なかなか点数が伸びず落ち込みましたが、自分のペースで勉強を続けた結果、目標を達成し自分の自信にも繋がったので挑戦して良かったと実感します。私もまだまだ上を目指してこれからも英語の勉強を続けていきたいと思います。
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TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。