“目標スコアを達成した時は今までの私の努力が実を結んだと実感し、本当に嬉しかった”
TOEFL iBT®テストを受けようと思ったきっかけは自分が出願しようと考えていた留学プログラムのためです。1、2度目はスコア54を目指し、また3度目はスコア61を目指し勉強を始めました。また自分の語学力を、TOEFL iBTテスト対策を通して向上させたいと考えていました。将来英語を使って仕事をしたいと考えているので将来の自分に繋げたいと思ったのも受験のきっかけです。
高校の時に実用英語技能検定2級を取得しており、また幼少期に英会話に通っていたことや高校時代英語で発表する機会が多くあり、英語に触れる機会は多かったのですが、初めて問題を解いたときに「こんなに難しいのか」と今まで自分は何をしていたのかと後悔しショックを受けたことを今でも覚えています。Writingでの自分の意見を書くものは普段から学校の課題でやっていたこともあり苦手意識はなかったのですが、Listeningがとにかく苦手で、内容を理解できず、問題を解けないことが多々ありました。度々長い内容の中で一度分からなくなると集中力が切れてしまっていました。リスニング力はSpeakingとWritingでも必要だったためとにかく苦労しました。またReadingもアカデミックな内容を時間内に解ききることができなかった事を覚えています。
各セクションの課題は以下の通りです。
Reading:とにかく早く読めるようになり時間内に解ききる事でした。また語彙を増やすことも目標でした。
Listening:Listeningが一番の課題でした。内容が全然理解できない事が多くあり、とにかく問題を解けるよう内容を理解できるようになることが課題でした。
Speaking:いかにして時間内で答える事ができるかまた長く話せるかが課題でした。また文を読んだあと、音声を聞いて要約する/意見を述べる設問に慣れていなかったため、慣れる事とそれに伴うリーディング・リスニング力も必要でした。
Writing:英文を読んで、講義を聴きその内容を要約するものがとにかく苦手で、要約できるようになるのが私の課題でした。また意見を書くものではa/theが抜けていたり、時制が間違っていることが多くまた見直しに時間をかけられない事も私の課題でした。
やみくもに勉強を始めるのではなく、一つ大きな目標を立てて、そこから1か月、1週間、また毎日の目標やノルマを設定しました。例えば、私は「スコア61越えを目指す」という目標を掲げ、「この日までに単語をこれだけ覚える、問題集をここまで終える」など予定を立てることから始めました。ここで気をつけたのは毎日の勉強内容や時間に「達成できないノルマを無理に掲げないこと」です。例えば「毎日1ページだけでも単語帳を見る」など忙しい日でも英語に少しでも触れることをノルマにしました。
また各セクションの対策は以下の通りです。
Reading:単語帳や本文で分からない単語を解き終わった後に調べ覚えていました。またとにかく早く読めるようになるためCNNなどのニュースサイトで多くの英文を読む習慣を付けるようにしました。
Listening:メモを取る練習をしました。また解き終わったあと、聞こえてきた英語をすぐに呟やくシャドーイングをしてリスニング力を鍛えました。
Speaking:問題集を使って家で何度も問題を解き、答えを呟いていました。
Writing:毎日数行でもいいので英語で日記をつけていました。またTEDやCNN10など5~10分ある英語を、メモを取りながら聞き、英語で要約していました。
はじめてTOEFL iBTテストを受けた時、とにかく集中力が必要なテストだと改めて痛感しました。パソコンと長時間向き合うテストに慣れていなかった私は何度か集中力が切れそうになりました。
1度目は目標スコアを超えることはできず悔しい思いをしましたが、その悔しさが2度目以降の受験へと繋いでくれ、どこが私の弱点だったのか、次に繋げるにはどうすれば良いかを教えてくれたと思います。またTOEFL iBTテスト受験への勉強を通して英語力の向上を実感しました。目標スコアを達成した時は今までの私の努力が実を結んだと実感し、本当に嬉しかったです。
テストに向けて勉強していく中で何度も「目標スコアを取れるのだろうか」と不安になり怖くなったことを今でも覚えています。しかし留学に行きたい、英語力を今よりも伸ばしたい、という目標が私を強くしてくれ、何度も折れそうな心を後押ししてくれたと思います。心が折れそうになり不安になったときは、どうしてこのテストを受けるのか、このテストを受けて自分はどうなりたいかなど一度立ち止まって将来の自分と向き合ってみてください。また目標を達成した自分を想像し、自分ならできると毎日自分に自信を付けながら勉強した事も自分を強くしてくれた一つだと思います。自分が今までやってきた努力はきっと裏切らないで私たちの力となってくれます。TOEFL iBTテストは難しいテストだと言われています。しかしきっと頑張ってきた時間は自分を大きくしてくれます。このテストをゴールとせず、一つの通過点にして将来の夢に向かってこれからも英語力を向上させていきます。みなさんもぜひ今までの自分の努力を信じて頑張ってください。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。