“挑戦することによって自分の可能性を広げられる”
交換留学を目標にしていたため受験しました。試験の時間や難易度が未知数だったため不安でしたが、自分の英語力向上のためにもチャレンジしました。
1度目の受験は数週間前から勉強をして臨みましたが、ほとんど普段の授業を受けて得た英語力程度でした。しかし、そのままでは太刀打ちできない状態だったので、2度目以降はTOEFL®テスト対策講座を受けて各セクションでどのような問題が出るか勉強した上で受験しました。
まず1度目を受けて集中力と忍耐力が重要だと実感しました。
ReadingとListeningが約2時間続くのでかなり体力勝負となってきます。Readingは時間内に読み切ることが大変でした。Listeningは苦手で、どこが重要なのか、どうメモすればよいのかが分かりませんでした。またSpeakingは会話を聞いてから話し始めるセクションがあるので、内容を理解した上でまとめて話すこと、Writingはセクション1では150 words以上、セクション2では300 words以上となっているので、できるだけ多くの文をタイプすることが課題でした。
受験前に春休みと夏休みに大学で開催されたTOEFLテスト対策講座を受け、まず問題や試験時間に慣れようと過去問をたくさん解きました。また、テキストの中にはハイスコアだった人の解答例が載っていたので、その答えを参考にしながら改善していきました。分からない問題があれば先生に質問をして理解できるよう努めました。Readingでは文の言い換えとなっている選択肢はどれかをチェックするようにし、頻繁に出てくる単語は後で覚えるようにしました。Listeningは聞こえた単語をひたすらメモしていましたが、矢印など簡略化して書くようにしました。Speakingの対策講座では隣の人とペアになって話した後に、お互いに感想や改善点を提案するといった練習をしました。Writingは自分が知っている言い回し以外にもイディオムなど新しい言い方を身に付けられるように使いながら覚えていきました。また、家の中では電子漫画を英語版で見たり、映画を借りて英語字幕で見たりしていました。また、YouTubeで1日1本TEDのプレゼンを見たり洋楽を聞いたりと、楽しく学びながら持続的に英語力を向上できるようにしました。
私はスコア61を目指していたので、あと一歩という形でとても悔しい思いをしました。しかし、受験をするまでの勉強の過程を通して、1回目に受験した時よりも確実に英語力は上がり、長時間勉強することを以前ほど苦に感じなくなりました。また、対策講座を受けることによって自分と同じような目標を持った友達ができたことで、モチベーションも上り、留学のことについて話すこともできるようになりました。TOEFLテストが英語の試験に留まらず、自信や自分の英語力向上につながったことに喜びを感じています。
TOEFL iBT®テストはとても難しく大変なテストだと思います。しかし、挑戦することによって自分の可能性を広げることに繋がるので決して諦めないでください。私は交換留学を目的としてテストを受けましたが、スコア以外にも得られたものがたくさんあり、自分にとってとても価値のある経験になりました。これから試験を受けられる方にもそのようなツールになってくれたらいいなと思います。皆さんの目標が達成できるよう心から応援しています。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。