“一度脳みそをどっぷり英語に浸けてしまうのが良い”
イギリスのケンブリッジ大学へ、客員研究員として留学(在外研究)をするために、大学へ受け入れ可否の判断材料を提供する必要があったため、TOEFL iBT®テストを受験しました。
大学院生ということもあり日頃から英語論文は読んでいるので、Readingは特に問題なかったと思います。Listening、Speaking、Writingは、残念ながら日頃から行う習慣がなかったので、決して高い水準ではなかったと思います。
受験時の課題は二つありました。一つ目は「集中力をいかに保つか」ということです。休憩時に清涼感のあるお菓子を食べるなどしてリフレッシュをするようにしました。
二つ目は「キーボード」です。英語用キーボードのため、カンマ「,」や、クォーテーションマーク「'」の位置が、普段使用している日本語用キーボードと異なる点が、地味に厳しかったです。
Readingは前述した通り日頃から英語論文を読んでいたので、特に対策はしませんでした。Listeningについては、毎日BBCのラジオをつけっぱなしにして耳を慣らしました。Speakingについては、ひたすら英語論文の音読と、過去問を解くことをし、Writingについても、同様に過去問をたくさん解きました。
個人的に、出せる力は出し切ったという思いでしたので、これから返ってくる結果が、現在の自分の最大の英語力、と判断することにしました。スコア100は超えていなかったことが、残念でした。
以前観たプレゼンテーション(TED talkか何か)で、新しい語学を学ぶ時の大切な方法の一つは、「脳みそを(新しい言語に)どっぷり浸けること "Soak your brain"」、との話が印象的でした。今振り返ってみると、これは正しい指摘だったと思います。受験料も決して安くないので、たくさん受験するよりは、1か月くらいの間、なるべく英語のみで「読む」「聞く」「話す」「書く」を行うようにするなど、一度脳みそをどっぷり英語に浸けてしまうのが良いかもしれません。
1分でわかる!TOEFL iBT®テスト
TOEFL iBT®テスト受験のススメ
TOEFL®Essentials™️ テスト 各セクション紹介動画
TOEFL®Essentials™️ テストは、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の総合的な英語力を測る自宅受験型テストです。大学入試などで受験者の英語力を判定する上で、重要な判断材料となることが期待されています。このテストは、「アカデミックな英語力」と「一般的な英語力」を組み合わせて測定します。