• オーストラリア大使館マーケティング事務所
• 商務官（教育）　市川智子さん

“オーストラリア留学の一番の強みは、多文化そして多国籍のメリットを享受できること”

オーストラリア政府はみなさんの留学をサポートします！

最新のオーストラリア留学情報を公式サイトで提供

オーストラリア大使館・（総）領事館では、オフィシャルWebサイト“Study in Australia”やFacebookを通して、セミナーやフェアの情報をはじめ、オーストラリア留学準備に役立つ情報を提供しています。留学を思い立った方はまず見ていただくと参考になるでしょう。

• ・オフィシャルWebサイト”Study in Australia”
  　www.studyinaustralia.gov.au/japan
• • オフィシャルFacebook「オーストラリア留学」
  　https://www.facebook.com/studyinaustralia.japan

また、オーストラリア留学情報がぎっしりつまった「オーストラリア留学ガイドブック2014」は、出版社・恵文社サイトよりダウンロードまたは発送を依頼することができます。
http://www.kbunsha.com/guidebook

オーストラリア留学フェア開催！

オーストラリアから大学・大学院をはじめ職業訓練校、小・中・高校、英語学校など多数の教育機関が参加する留学フェアが東京で開催されます。各校ブースにて、留学方法やコースについて日本語で留学希望者の相談に個別に応じます。ワーキングホリデーについてのセミナーや中学・高校の模擬授業、IELTSの効果的な勉強法など、オーストラリアに関する情報を収集するチャンスです。ぜひ、ご参加ください！
http://afuee.jp/
10月12日（日）東京　御茶ノ水ソラシティ
＊出展教育機関やセミナースケジュールなどの詳細はWebサイトをご覧ください。

オーストラリア留学の魅力

世界屈指のインターナショナルな国

オーストラリア留学の一番の強みは、多文化そして多国籍のメリットを享受できることです。国民の4人にひとりが外国生まれで、かつ留学生も世界各国から集まっているという、世界屈指のインターナショナルな環境があります。留学生の数は年々伸びていて、大学のキャンパスでは、5人にひとりの学生が留学生、という理想的な国際的環境です。

暮らしやすさは世界一！

オーストラリアは世界でも最も暮らしやすい国といわれています。The Economist Intelligence Unitが評価する「世界で最も住みやすい都市ランキング2014」では、3年連続でメルボルンが1位に選ばれています。その他のオーストラリアの主要4都市もトップ10にランクイン。留学は観光旅行とは異なり、中長期その国に滞在することになりますので、気候や治安など、生活に適した土地を留学先に選ぶことは大切です。

アルバイトもできる！卒業後の就職も可能に！

学生ビザを取得して留学すると、学期期間中は2週間に40時間まで、休暇中はフルタイムで国内どこででも働くことが可能です。ワーキングホリデービザでは1年間の滞在中、就労も許可されていますので、様々な仕事に就き、スキルを伸ばすことができます。

また、Post-Study Work Visaにより、オーストラリアの大学で学位を取得したあと、オーストラリア国内に最長4年間滞在し、就労を通して実務経験を積むことも可能となりました。オーストラリアには、身に付けた能力やスキルを最大限に発揮できる恵まれた環境が整っているのです。

また、オーストラリアへ留学した学生の採用を希望する日本の企業も増えています。就職活動のノウハウを学ぶセミナーをはじめ、企業の採用担当者が現地を訪れ、企業説明会や採用面接を実施するなど、多くのイベントがオーストラリア国内で開催されています。日本に帰国する前から就職活動をスタートすることができるのです。

• ・Career in Japan 2014 Australia（マイナビ）
• ・シドニーキャリアフォーラム2014（ディスコ）
• ・グローバル求人公開フェアin Australia（リクルート）など

留学生を保護する法律や制度

多くの留学生を受け入れるオーストラリアでは、留学生が安心して生活・勉強できる環境を国を挙げて整えています。留学生を保護する法律として、「留学生のための教育サービス（ESOS）法」があります。これは、学生ビザで留学する学生を保護しており、例えば、学生ビザを取得しオーストラリアに行った後に、就学予定コースが開講されないことがあった場合に、他の学校の同様のコースに転校、入学させることが義務づけられています。また、授業料を払った後にそのコースが遂行されない場合は返金するということも法律で保障されています。このような留学生を保護する法律を制定している国は珍しく、オーストラリアは留学生を大切にしていることがわかっていただけると思います。

また、「留学生向け教育機関・コースの連邦政府登録（CRICOS）制度」というものがあり、留学生を受け入れる全ての教育機関は政府に登録をしなければいけません。登録するためには、政府が設けた一定の基準、例えば施設や教員数といったもの全てを満たしている必要があります。ですから留学する際にはCRICOS登録がされている学校・コースを選ぶようにしてください。学生ビザで留学する場合は登録校でないと留学はできません。ここで注意していただきたいのが、この法律に守られるのは、学生ビザで留学した場合に限られることです。

オーストラリアの大学の魅力

世界トップレベルの教育の質

オーストラリア留学の魅力としてお伝えしたいのが、非常に高い教育水準です。イギリスの経済誌「TIMES」（Times Higher Education-QS World University Rankings）が毎年発表している、世界のトップ大学ランキングでは、2013年、オーストラリアの全大学39校のうち7校がトップ100校に入りました。トップ500には55％と半分以上がランクインしています。この割合は、他の英語圏の国を抑えてトップです。また、教育（Education）分野では、世界トップ10のうち4校がオーストラリアの大学です。

• 3位　The University of Melbourne
• 6位　Monash University
• 8位　The University of Sydney
• 10位　The University of Queensland

アジアを重視するオーストラリア

また、幅広い分野において、アジアを重視したアプローチがとられていることも魅力の一つです。例えばMBAはどこの国でも取れますが、経営学といっても様々なビジネスモデルがあり、アメリカではアメリカのビジネスモデルを、イギリスだとEU色の濃いモデルを学ぶことになります。オーストラリアは、アジア圏の一国として、アジアマーケットに焦点を当てたビジネスモデルを重視しており、日本をはじめアジアでビジネスをする場合には、オーストラリアで学んだ知識や経験が役に立つという評判をよく聞きます。やはり常に大きく変化しているアジアのビジネスは世界に注目されていますし、日本人はアジアで働く場合が多いので、帰国後、生かしやすいといえるでしょう。

日本人の留学生の傾向

日本人の留学生は、さまざまな分野で学んでいます。中でも人気があるのは、ビジネスと、観光学・ホスピタリティの2分野です。オーストラリアは観光大国なので、ホテルなどの観光産業が盛んです。職業訓練校はインターンシップが組み込まれている場合が多いですし、ホスピタリティに特化した職業訓練校ではその学校が経営しているレストランで、学生をウェイターやパティシエ、調理師として職業体験ができるところもあります。実践的な教育が受けられ、社会に出てすぐに戦力になるよう育てられるので、そこにオーストラリア留学の醍醐味があります。2020年には東京オリンピックも開催され、この分野でのグローバル人材は重宝されるでしょう。

また、治安や気候がよいので、低年齢の子どもを連れた親子留学も盛んです。子どもをプリスクールや幼稚園に入れ、英語学校に通う親御さんもいらっしゃいます。また、中高校に留学する日本人生徒の数も伸びています。

学校教員に向けてTESOL（Teaching English to Speakers of Other Languages） という第2言語としての英語指導法のコースをオーストラリアの多くの教育機関が提供しています。オーストラリアはもともと他の母国語を持った人たちが集まっている国なので、共通語である英語をいかに効率的に使えるようにするかを政府は常に考えています。移民には無料英語レッスンを行い、どのような教授法が一番効率的かというメソッド研究にも優れており、TESOL研究や開発が進んでいます。オーストラリアには歴史的にもそのようなニーズがあったからこその学問であり、強みであるといえます。

TOEFLテストについて

オーストラリアの大学では、TOEFL^® テストもIELTSも受け入れています。ただ日本国籍の方は問題はありませんが、国によってはビザの取り方が異なるため、IELTSが必要になる場合もあります。

奨学金情報

「エンデバー奨学金」は、オーストラリア政府が提供している奨学金です。日本人が応募対象になっているものは4種類あります。大学院、研究、専門技術、そして社会人を対象にした短期間のエグゼクティブ奨学金です。日本人にとって奨学金というと高嶺の花と思いがちですが、海外では種類も豊富で身近なものです。何はともあれ挑戦してみることをお勧めします。経済的にも助かりますし、後に実績として残るものなので、キャリアにも有益でしょう。そのほかにも各種奨学金がオーストラリアの教育機関でも提供されています。各教育機関のWebサイトから情報を入手してください。

エンデバー奨学金（http://endeavour.australia.or.jp/）

みなさんを温かく受け入れるオーストラリアに留学しましょう！

せっかく勉強しに行っているのに、なかなか自分から話しかけられない、自分をアピールできないことが日本人気質としてあると思いますが、それを乗り越え、がんばって殻を破ることが必要です。自分をアピールするためにはどうすればいいのか、何が必要なのか。そういうことにオーストラリア留学を通して気付くことができるでしょう。日本は単一文化で単一言語という稀有な国ですので、そこから踏み出すことで、それまでにない体験をすることができます。今は日本国内でもどんどんグローバル化が進んでいますので、異なったバックグランドの人たちとうまくコミュニケーションをとりながら共存していくためには、人や文化の「違い」を理解しているか否かで大きな差が出ると思います。多国籍、多文化国家であるオーストラリアの人々は様々なバックグラウンドを持っており、他人との「違い」を理解しているので、人にとても寛容です。外国人に慣れているので、誰が外国人で誰がネイティブなのか気にしませんし、日本人だからといって差別もしません。アジア人が多いので周りにすぐ溶け込めますし、精神的に疎外感を感じないので、留学先として最適な国です。