Listeningでは事前に選択肢を見ないほうがいいですか
Listeningで事前に選択肢をチェックすると、Listeningについていけなくなったり、集中できなくなったりします。選択肢は事前に見ないほうがいいですか。
TOEFL®テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)の公認トレーナーとして活躍されている先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFL ITPテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
留学を見据えているのなら選択肢の先読みをしない方が実践的
東洋大学 金子雅也先生
テストで高得点を取ることがゴールであれば、選択肢の先読みなどの受験テクニックを駆使することも一つの戦略だと思います。一方で、留学先での学校生活を考えたら先読みは非現実的であるため、個人的にはおすすめしません。例えば、教授が質問する内容を講義前に教えてくれるでしょうか?同様に、図書館や学生課に行き、相手が話してくることを全て先に知ることは非現実的だと思います。もし、選択肢をどうしても読みたい場合は、受験テクニックとしてではなく、自分の持っている知識を活性化させるために行ったほうが留学生活で役立つと思います。例えば、選択肢にlava, heat, internalなどがあれば火山の話だと推測でき、自分の持っている火山に関する知識が理解を助けてくれる場合もありますので、そのように考えて先読みをすると良いかと思います。
解き方に正解はない
城西大学 鬼頭和也先生
苦手なら、選択肢を読まずにListeningを解いてみてください。解き方に決まりはありません。自分なりの方法を見つけてみてください。英語を大量に聞くと、発音や英語の流れに慣れると思います。Listening量を増やす方法として、text to speechを使ってみてはどうでしょうか。Natural Readersでは文字を自分で打ち込むか、英文をペーストすると、音読をしてくれます。
TOEFL ITP®テスト(団体向けTOEFL®テストプログラム) 概要
このビデオでは、TOEFL ITPテストの概要について説明いたします。