“これからの自分の可能性を大きく広げることができた”
英語圏への長期留学を考えており、大学の奨学金留学制度への応募条件の一部であったTOEFL ITP®テスト450点を取得するために受験しました。また、留学に向けて英語の基礎を固めたいと考えていたので、自分の苦手分野を再確認するためにも利用しました。TOEFL ITPテストは、自分の大学で気軽に受験できたので、利用しやすく感じました。
大学の専攻が英語であり、大学受験でも英語に力を入れていたので、基礎的な文法の知識や長文の読み方は身に付いており、英語の問題を解くことに抵抗はありませんでした。しかし、Listeningを苦手としていたので、問題文を読みながら英会話を理解するのには苦労しました。また、単語についても大学受験の範囲の知識しかなく、アカデミックな語彙力は不足していたと思います。
受験までに十分な時間がなかったので、持っている力を最大限出せるように、集中力を最後まで持たせることと、時間配分に気をつけることが一番の課題でした。2時間という長い間、集中力を持たせるだけでなく、常に問題を解くスピードを気にするというのは容易ではありませんでしたが、練習回数を重ね、慣れていくことが重要だと感じました。
問題形式に慣れることを中心に対策をしました。問題数が多く時間配分が重要なことを知ったので、一問に時間をかけすぎずテンポよく解いていけるように、一つずつ文法を学んでいくというよりは、一気に問題を解き、短い時間でわかるものを確実にとっていくことを重視しました。
苦手なListeningに対しては、日常から映画を字幕に頼らずに見るなど、英語を聞く機会を増やすよう心がけていました。これに関してはTOEFL ITPテストのためだけでなく留学中も続けましたが、耳が英語に慣れるのにとても効果的であり、気軽にできる方法の一つだと思います。また試験に頻出される言い換え対策のために、一つの表現に対して何パターンもの言い方が浮かぶよう、語彙を増やすことを心がけていました。
時間をかけてしっかりと対策をしていけば、さらに点数は伸ばしていけると感じました。基礎に加えて、アカデミックな内容も学ぶことができるので、留学を目指している方にはあっていると思います。
私は留学を目標に勉強していましたが、留学を目指すにあたって、基礎を固めるためにもTOEFL ITPテストの勉強はとても役に立ちました。語彙力や文法などの基礎力がある状態で留学に行くのと、ない状態で行くのでは、土台の高さが違う分留学先での成長がかなり変わってくると思います。私は1年間の留学を経験することができましたが、英語を通して世界中の人とコミュニケーションをとることができたことで、これからの自分の可能性を大きく広げることができたと感じています。英語の勉強はずっと続いていきますが、これからも頑張っていこうと思います。
(*)①TOEFL ITP®テストは、多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ(学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック)で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension)
・Level 2(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary)
②TOEFL ITPテストスコアは、各セクションの素点(=正当数)を換算表(非公開)で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITPテストWebサイト「テストの構成」をご確認ください。
TOEFL ITP®テスト(団体向けTOEFL®テストプログラム) 概要
このビデオでは、TOEFL ITPテストの概要について説明いたします。