TOEFL ITP® テスト受験者の声

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも!

  • TOEFL ITPテストペーパー版
  • 水上更紗さん
    常葉大学

  • 【TOEFL ITPテストスコア】(*)
    2019年8月 <Level.1> 420
    (Listening: 45、Structure/Written Expression: 41、Reading: 40)
    2019年11月 <Level.1> 477
    (Listening: 46、Structure/Written Expression: 49、Reading: 48)
    2020年2月 <Level.1> 517
    (Listening: 50、Structure/Written Expression: 50、Reading: 55)
    スコア97上昇

 

“毎日の積み重ねが必ずあなたの力となり、点数になり、自信に繋がる”

受験目的

私の大学では、長期留学選考に出願するためにTOEFL ITP®テストを受験し、基準点を超える必要がありました。また、より高得点を取得することで奨学金をいただける可能性があったため、基準点を超えた後も学習を続け、得点の向上を目指しました。TOEFL ITPテストに向けての学習は自分の基礎英語力の向上と同時に、モチベーションの維持にも繋がっていたため、今後も継続して受験したいと考えています。

受験時の英語力

初回の受験時は、語彙力も読解力もかなり低いものだったと思います。大学受験終了後、英語に触れる機会が減ったこともあり基礎的な単語ですら、あいまいになっていました。2回目以降の受験に向け、いろいろな対策をしたものの、正直これといって自分のスキルアップは実感できませんでした。しかし、点数だけを見ると確実に上がっているので、一年間の学習は無駄ではなかったと感じています。

受験時の課題

私自身、初回の受験時は特に、とても緊張していたことを覚えています。試験において緊張はつきものですが、基準点を超えなければ…ということばかりに気を取られてしまい、集中力が続きませんでした。それまでの学習はもちろん大事ですが、それをいかに出し切れるかも重要であると実感しました。TOEFL ITPテストは3つのセクションの計115分で構成されていますが、115分ずっと集中というよりそれぞれのセクション(L:35分、S&W:25分、R:55分)で集中し続けることが大事だと感じました。また、問題形式に慣れることも必要だと感じました。セクションごとに時間が決められており問題数も多いため、時間配分が重要なカギになると思いました。

受験対策

主にTOEFL®テスト対策の授業と市販の問題集を中心に学習を進めていました。授業内ではテキストを解きつつ、分からない単語はその都度ピックアップし、単語量を増やす工夫をしていました。練習ではメモを取りながら聞くようにし、より確信を持って解答を導きだせるように工夫していました。また、先にも述べたように問題形式に慣れるため、市販の問題集を使用し、とにかく多くの問題に触れました。徐々に自分の得意・不得意が分かってくるため、その分野中心の学習に置き換えていくのも一つだと思います。英検やTOEIC®テストなど、やはりそれぞれのテストには特徴があります。時間配分も含め、問題に慣れておくことは必要だと考えます。全体を通して、まず日本語で内容を理解できると難しい単語があってもイメージがしやすいため、さまざまな分野の事前知識を持っていることも強みになると思いました。

受験後の感想

一年間のTOEFL ITPテストの学習・受験を通して、まだまだ足りない部分は多いですが、英語力は確実に向上したと思います。2回目以降は初回の課題を克服しつつ、落ち着いて受験ができたと思います。私の場合、セクションによる力の偏りがあまりなかったため、どのように学習を進めたらよいか、本当に悩みました。留学選考会までに与えられた3回でいかに基準点を超え、さらに高得点を目指せるかということも同時に考えなくてはならなかったため、より効率的かつ確実性のある学習が求められていました。正直、皆さんに紹介できるような勉強法は見つけられませんでしたが、とにかく問題をたくさん解くことが得点アップに繋がると感じました。日々出される多くの課題をこなしながら、TOEFL ITPテストへ向けた学習時間を確保するのは、とても大変でした。しかし、留学に行きたいという強い想いが学習の継続や点数の向上に繋がったと考えています。現在のような状況下で、留学のためなどという明確な目標は立てにくいかもしれませんが、小さくてもよいので目標を立てることが学習継続の助けになると考えます。

メッセージ

私が皆さんにお伝えしたいことはただ一つ「継続」です。「継続は力なり」という言葉があるように、1日だけでは英語力は上がりません。毎日の積み重ねが必ずあなたの力となり、点数になり、自信に繋がります。

自分に自信を持っている方は、受験本番でもきっと実力を十分に発揮できるでしょう。自分に自信が持てないというあなた、大丈夫です。私も同じです。不安は誰にでもあります。ですが、これまでの努力を知っているのはあなただけです。ほんの少しでもいいので、自分を認めてみませんか。少し気が楽になると思います。

もしかしたら、結果はすぐにはついてこないかもしれません。そういう時もあります。でも、決して諦めないでください。まだ見えていないだけで、必ずあなたの力になっています。結果が出るまでもう少し「継続」です。

私も頑張ります。ともに頑張りましょう。

 

(*)①TOEFL ITP®テストは、多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ(学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック)で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension)
・Level 2(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary)
②TOEFL ITPテストスコアは、各セクションの素点(=正当数)を換算表(非公開)で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITPテストWebサイト「テストの構成」をご確認ください。

 

  • TOEFL ITP®テストとは
  • TOEFL ITPテストプログラムは、学校・企業等で実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。
    ※TOEFL ITPテストは団体対象のテストプログラムのため、個人または個人の集まりでのお申込・受験はできません

    https://www.toefl-ibt.jp/toefl-itp/
TOEFL ITPテスト公式教材
  • TOEFL ITP®テスト公式教材
  • TOEFL ITPテスト公式教材とは、TOEFL ITPテスト作成・実施団体であるETSがTOEFL ITPテスト受験を目指す皆さまのために制作しているテキストや問題集などの受験準備用教材のことです。これから参考書を探す方も、仕上げの問題集を探している方も、是非TOEFL ITPテスト受験に備えて公式教材をご利用ください。

 

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