どうせ英語を覚えるなら、実戦で使える英語を学びたい。
英語を学んでいる人なら誰もが持っている共通のゴールだと思います。
英語を習得するなら海外生活や留学できればベストかもしれません。
しかしそれは、多くの人にとって難しいのが現状です。
日本に住みながら、実戦で使える実用的な英語を学ぶには少し工夫と努力が必要です。
では、どうしたらよいでしょうか?
結論から先に言うと、「インターネット」と「スマホ」を駆使すれば、かなり実戦で使える実用的な英語を学ぶことができます。
先に進む前に、“実用的な英語”について確認しておきましょう。
ここで言う“実用的な英語”とは、「話すスピード」と「使う単語やスラング」と「英語独特の表現方法」の3つについて、一切手加減無し、という英語を意味することにします。
この3つをクリアしないことには、生身のネイティブ相手に、いざ英会話!となっても対応しきれなくて、結果的に自信喪失で終わってしまうケースが多いからです。
なぜならアメリカ人をはじめ、ネイティブと言われる人達は、話す相手が見るからに非ネイティブの外国人である私たちにも、手加減なしでネイティブ同士が話す感覚で話してくるからです。
外国人がたどたどしい日本語で話しかけて来たら、ほとんどの私たち日本人は、しっかり聞いてあげて、相手の伝えたいことを汲み取ろうとするし、ゆっくり話してあげるでしょう。
しかし残念ながら、その逆は外国人の感覚にはあまり備わってないことは、このページに来る読者ならほとんど承知していることでしょう。
なので、リアル英会話の前に準備すべきポイントを逆引きで考えると、「話すスピード」と「使う単語やスラング」と「英語独特の表現方法」の3つをクリアしておくことが理想的な準備態勢と言えると思います。
今はインターネットで様々な動画が、いつでも、どこでも、無料で見られます。
英語学習のために使う動画をYouTubeから探すだけでも星の数ほどある動画から、何を選んだらよいか、チョイスがありすぎて迷ってしまいます。
なのでまず、1つの情報発信源に絞ります。
できれば、話す人も同じ人に絞り込みたいです。
日常会話からビジネス英語まで使えたら尚良いでしょう。
という観点からお勧めしたいのが、CNN Student Newsです。
CNN Student Newsの良いところは、
スマホ、タブレットPCがあれば、スキマ時間にいつでも、どこでも見ることができます。
ここまでは聞く練習でした。
次号(5月21日UP予定)ではスマホ、タブレットPCを駆使した最先端の英会話練習法をご紹介します。
著書:英語の耳と口を手に入れる13の法則【CD付き】(日本実業出版社 )