速読の良さは短時間に大意を把握することができるようになることです。一方、精読の良さは正確に英文を読んで、細かいところまで理解でき、分析的に学習できることです。リスニングについても同様に、ネイティブの話す自然な速度の英語の音源を利用する練習や正確に聞き取る活動などの速聴・精聴のトレーニングが必要です。
KPAM http://kpam.com/
英語力は語彙力が決め手です。分からない音を何度聞いてもダメだと思うでしょう。それが、そうでもないのです。今回おすすめするKPAMはアメリカのポートランドのトーク番組なので耳を鍛えるには最適の放送局です。CMと番組の繰り返しで、ほとんど音楽も流れません。ですので、何度も耳にする未知語が出てくることもしばしばです。そうなると、その語彙が耳に残り、どんな意味なのかを前後関係で想像しながら聞くようになります。そして、辞書で調べると、本当に記憶に残りやすくなります。文脈の中で学習する語彙はインパクトがあります。KPAMのホームページの左の方には、スマホ用のアプリが用意されていますので、簡単に受信することができます。電話での悩み相談、家庭内の問題、住宅問題など色々な分野の話を聞くことができます。最初は、相談者の電話の声が不明瞭で聞き取りづらいのですが、繰り返し聞き流していると、だんだん耳が慣れて内容が分かってきておもしろいです。是非、チャレンジしてみてください。
TED https://www.ted.com/talks/browse?language=ja
おそらくTEDを初めて見る方は、そのコンテンツの素晴らしさに驚かれると思います。大学生の教材としてもおすすめしたい内容です。なぜなら多くの分野に関する素晴らしい実践について、上手なプレゼンテーションで見ることができ、しかも、そのテキストを英語でも日本語でも見ることができるからです。英語力、プレゼンテーション能力を高めることができる、こんなに素晴らしい教材が無料だなんて信じられません。
活用の仕方については、
この流れで学習すると、英語力と話し方を学ぶことができます。大切なことは興味のある分野から入ることです。もうすでに1700以上のプレゼンテーションが収録されており、必ず皆さんの興味あるものを見つけることができるでしょう。気に入ったものがあれば、通勤通学の際に、スマホでも見ることができるので超おすすめです。