“チャレンジしがいのあるTOEFL iBT® テストの難しさも非常に魅力”
大学時代に一念発起(当時TOEICテスト300点以下)して以来、英語をトレーニングすることが好きで、実力を伸ばし続けたいと思っています。
英検1級・TOEICテスト990点を取得し、次の目標としてTOEFL iBT® テスト110点を目指しています。Reading・Listeningといったインプットだけでなく、Writing・Speakingのアウトプット力を伸ばせることも魅力に感じています。更に、チャレンジしがいのあるTOEFL iBTテストの難しさも非常に魅力です。
大学在学中にTOEFL® CBTテスト(*1)250点(TOEFL iBTテスト100点相当)を目指し、10回以上受けましたが、自己ベストスコアが230点(Writing 5.5/6.0満点)でした。この点、本当の英語力を付けないと太刀打ちできないテストだと感じ、いつかリベンジしたいという思いで、今に至ります。
海外の取引先だけでなく、社内のグローバル拠点とのコミュニケーションで英語を使う機会が増えてきたので、アウトプットを鍛える重要性が日に日に増してきていると感じています。
■コンディションの大事さ
当たり前ですが、当日に向けた体調づくりが非常に大事だとわかりました。仕事が忙しい時期で当日は寝不足で、朝起きて試験会場に行くか、このまま寝ていようか迷ったほどです。スコアそのものは102点となり自己ベストでしたが、集中力不足でReading・Listeningともに28を下回ったのは失敗でした。本番前日は何がなんでも負荷を抑える工夫が必要だと実感しました。
Listeningが終了した時点で自己ベストスコアを更新できないと確信し、「今日の試験は捨てたつもりでリラックスしよう」と割り切った結果、Speaking24点でトータル102点となり自己ベストを更新しました。でも、もっと高得点を目指すならばコンディション作りは絶対に必要だと反省しています。
■会場選びの大事さ
大学時代にTOEFL CBTテストを受けた時は、いつも東京・茅場町のテストセンターで快適でした。
今回は初めて別のテストセンターで受験しましたが、残念ながら正直快適な環境とは言えませんでした。例えば、このテストセンターでは、ノートパソコンでの実施だったために画面が小さかったこと、スクラッチペーパーを置くと机からはみ出してしまう、隣の受験者と肘が触れ合いそうなほど距離が近い、ロッカーがなく荷物を足元に置く、待合室が狭く受験者同士寿司詰めで呼ばれるのを待つ、トイレは別の階まで移動しなければならない、などです(*2)。TOEFL CBTテスト受験時との環境の違いには面喰いました。
Speakingを鍛えることは留学先で絶対に役立つので、頑張ってください。
Speaking力が問われなかったTOEFL CBTテストの時代、立教大学の派遣制度でアメリカの大学に9か月間交換留学し、ネイティブと机を並べて正規の授業を履修しましたが、やはりSpeakingで一番苦労しました。ネイティブとのグループディスカッションで発言できない時の無念さ、悔しさと言ったら・・・。この点、Speakingセクションの各タスクは本当によくできていると感心します。
各タスクで一通り自信を持って回答できるようになれば、留学先での苦労がだいぶなくなると思います。
もともと私は英語の成績が悪く、中学の時に英語の成績のことで三者面談を受けたことがあります。また高校でも英検準2級に2回落ちていますし、TOEICテストも300点以下でした。そんな英語が苦手で体育と美術しか得意科目がなかった私でも、一念発起して努力を重ねた結果、今ではTOEFL iBTテストで102というスコアが取れるようになりました。英語の試験は努力すればそれが絶対に結果に出ます。TOEFL iBTテスト110を目指す自分に言い聞かせる意味もありますが、「桃栗三年、柿八年」と言いますし、すぐ結果が出なくても諦めずにがんばってください。
▲ 交換留学先の米・リンフィールド大学にて
(*1)TOEFL iBTテストの導入を機に、2006年9月末をもって終了しました。
(*2)TOEFL iBTテストセンターはいずれもETSが定める基準を満たしています。
但し、TOEFL CBTテスト実施時とは異なり、大学・専門学校などでも
テストセンターとして運営しています。
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