TOEFL iBT® テスト体験レポート

受験経験者による体験レポート。ワンポイントアドバイスも!

  • 戸田薫奈さん
    甲南大学

  • 【TOEFL iBTテストスコア】2016年3月受験
    69 (Reading:18、Listening:15、Speaking:15、Writing:21)

 

“留学したい人にも、そうでない人にも新鮮で良い刺激になる”

受験目的

大学入学当初から目標にしていた留学を実現させるために募集条件であるTOEFL iBT® テストを受験しました。甲南大学では、留学プログラムの中でも交換留学に高いスコアが必要なため、複数回受験し段々とスコアを上げていきました。
また留学した先でネイティブの学生と授業を一緒に受けることのできるスキルも身に付くと思い、留学後のことも考えて受験しました。

受験時の英語力

語彙力は大学受験時に単語集を勉強したぐらいで決して高くなかったので、Readingでは「なんだこれ」という分からない単語がたくさん出てきました。
Listeningは特に苦手で会話などを聞き取るのに苦労しました。
Speakingは中学生まで英会話教室に通ってはいましたが、スピーキング力が高いとは言えず、自分の言いたいことをスラスラ言えませんでした。
Writingは得意でしたが、長い文章を論理的に書くスキルはまだまだ足りていませんでした。

受験時の課題

Readingは時間制限の中で、長い文章をいかに効率良くポイントをつかんで読めるかが課題でした。
Listeningが苦手だった私にとって専門的なレクチャーを聞くということは大変難しいものでした。ですから、自分なりの聞き方のコツをつかむことが必要でした。更にメモを取りながら聞く習慣をつけることも課題の一つでした。
Speakingは英語を話す機会を増やし、少しでも口が英語に慣れるようにしなければなりませんでした。
Writingはこれまでのような、ただダラダラと書く癖をやめ、論理的に分かりやすく、ポイントを押さえて書く練習をしなければなりませんでした。

受験対策

TOEFL iBTテストは連続して長い時間テストを受けるため、集中力が途切れない訓練をしました。具体的には短時間でやめていた勉強時間を連続的に長く行うようにしました。
Readingは5分ほどで読めるような短いものから20分ほどかけて読むような長いものまで問題集に沿って毎日解きました。同じ問題集を4回ほどはやりました。答えを覚えてしまうぐらいまで、繰り返し何回も行うと良いと思います。問題集を進める中で時間配分も考えながら解けるようになればベストだと思います。
Listeningは英語の動画を見たり、問題集のレクチャーを毎朝5分ずつでも聞くようにして無理のない程度で毎日継続することを心掛けました。会話の場合は「自分ならどう返すだろう」など想像しながら聞くことで英語表現を日常的に使えるようにする訓練をしました。
Speakingはフリートーク形式で話す授業やスピーチ、プレゼンテーションを英語で行う授業を受け鍛えました。
Writingはとにかく量をこなし、良い例などを参考にどういった流れで書くと論理的に話を進められるのかを身に付けました。ボキャブラリーは、参考書の長文問題に出てくる単語で分からない単語があれば、意味や文中での使い方を調べ、覚えるようにしました。単語リストを作って寝る前に見直すこともしました。

受験後の感想

スコアは最終的に最初に受けた時のスコアよりも30近く上げることができました。継続して勉強することで解けなかった問題も解けるようになり、それが自信にも繋がりました。4技能を測定する英語の試験に慣れていない方は、1回目の受験から高いスコアを出すことは難しいと思いますので、何度も受けることをおすすめします。慣れてくるとどれぐらいの時間配分で問題をこなせば良いのかが分かりますし、Speakingも緊張せずに話せるようになると思うからです。
4技能を同時に勉強することは大変でしたが、私はTOEFL iBTテストでスコアを取得し希望していた留学先に行くことができて嬉しかったです。私はTOEFL iBTテスト対策を通して留学先の大学の授業についていくための準備もできたのでTOEFL iBTテストを受けて良かったと思っています。

メッセージ

私にとってTOEFL iBTテストは難しかったです。なかなかスコアが上がらず、正直勉強をやめたくなるときがたくさんありました。しかしあきらめずに続けることで着実に英語力は上がっていきました。簡単にはスコアが取れないテストだからこそ、スコアが上がったときに感じる達成感は大きかったです。
そして、TOEFL iBTテストを通して海外の授業の様子などを疑似体験することができるので、留学したい人にも、そうでない人にも新鮮で良い刺激になると思います。
最後になりますが、TOEFL iBTテストの勉強法は一人ひとり違います。試行錯誤しながら自分に合った勉強法を見つけてください。その過程が自分の英語力を高めるのに欠かせないものとなるでしょう。どんなときもあきらめず是非TOEFL iBTテストで良いスコアを目指してください。その努力は将来どんなときも自分の自信になるはずです。
Never give up!

 

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