今回は、レベル別・TOEFL iBT® テスト 4技能対策⑭「総集編とアドバイス」の後編をお届けします。前編の内容はこちら
2017.03.28
今回は、レベル別・TOEFL iBT® テスト 4技能対策⑭「総集編とアドバイス」の後編をお届けします。前編の内容はこちら
日本で英語教育を受けた多くの学習者が伸び悩むのがリスニングです。TOEFL iBT® テストにおいてはスピーキングとライティングにおいてもリスニング力が必要となります。そのため以下の点に注意しましょう。
1.反復・分散を心がける
一度にまとめて何時間もリスニングをやっても効果は上がりません。10分など短い時間で構わないので、代わりにそれを分散して繰り返しましょう。例えば朝10分行ったリスニングを、昼休みに10分復習してさらに新しいリスニングを10分増やしたとします。夕食後にその日行った30分のリスニングを全部復習する、などのパターンをおすすめします。
2. 活字が必要
ひたすら英語を聞き流すだけではリスニング力はつきません。聞いた内容を復習する、またどの部分が聞こえなかったのかなどの弱点チェックのためにもトランスクリプトは必要です。動画の場合は字幕機能も使えるものが増えてきたので、必ず目で確認できる教材を選びましょう。
3. 目・耳・口も活用する
トランスクリプトを読む(目を使う)以外にも、口と耳も同時に使いましょう。音声を聴きながら合わせて音読するシンクロ・リーディングなどはとても良い練習方法です。速いスピードに慣れていくためにも必要な練習です。
4. 楽しむ
楽しくなければ英語学習は続けられません。リスニングは特に洋楽や映画など、気分転換にもなる題材が多いので、時々楽しみながら英語に触れるように心がけましょう。以前ご紹介したLyrics trainingなどもおすすめです。
いかがでしたか?次回(第51回 レベル別・TOEFL iBT®テスト4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その3―)は総集編の続きと、今後のアドバイス、特に学習に対するモチベーションアップなどをテーマにお届けしますのでお楽しみに!