ETS公認トレーナー直伝 TOEFL iBTテスト対策、ここがポイント!

2017.05.09

reading【対象レベル:全員】

第53回 レベル別・TOEFL iBT® テスト 4技能対策⑭
「総集編とアドバイス」―その5―

皆さんこんにちは。5月に入り、天気も良くなってきましたね。ゴールデンウィークを満喫された方も多いのではないでしょうか。また学生の人は授業も落ち着いてきて、そろそろ交換留学の準備を始めたり、学内でTOEFL ITP® テスト試験が行われたりする時期なのではないでしょうか。引き続き頑張っていきましょう。
さて今回はSpeakingの勉強方法のまとめです。

総集編④:Speaking 復習方法①

発音

今までの4技能対策の連載では、

  1. 初級Speaking対策・Independent Task必須フレーズ習得法
  2. 中級Speaking対策と添削学習
  3. 上級Speaking攻略法

を一緒に勉強してきました。ぜひとももう一度読み直して参考にしてみてください。またそれ以外の学習方法としておすすめなのが、まずは発音練習です。

「なかなか今更発音を直すのは大変」と思っている人もいるかもしれません。ただ時間がなくても、全部を見直さなくても、ちょっと意識して発音をするだけでもだいぶ向上するものです。特に、「混同しやすい発音」などはクリアにしておくべきです。

  1. vote(投票する) / boat(ボート)
  2. very(非常に) / bury(埋める)
  3. vow(誓う) / bow(お辞儀する)
  4. vest(ベスト・チョッキ) / best(一番の)
  5. van(ワゴン車) / ban(禁止する)
  6. vigor(活力) / bigger(より大きい)

このように発音を間違えると意味も違ってくる単語は要注意ですね。まずはこれらを重点的に発音を見直すと良いでしょう。市販の教材にもわかりやすいものがありますので、持っておいても良いでしょう。

また発音同様に重要なのが、「リエゾン・リダクション」といわれる音の法則です。これはいわゆる発音の「ネイティブらしさ」を体得するのに、知っておくと有効な練習です。実際に口を動かして楽しく練習できるので、ぜひともおすすめです。代表的な市販の教材はこちらですが、他にも多く出版されていますので、書店で手に取って確かめてみてください。

次回(第54回 レベル別・TOEFL iBT® テスト 4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その6―)は引き続きSpeakingの復習方法として、イントネーションについて勉強していきます。お楽しみに!

 

五十峰 聖先生
  • 五十峰聖先生
  • ETS Authorized Propell® Facilitator
    ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
  • 桜美林大学 芸術文化群 特任講師
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